写真で振り返る2018 九州 Heaven Ride①

今年も無事に終えることができました『九州 Heaven Ride』
既に一部の参加者からは来年が待ち遠しいと声が聞こえてきます。それだけ参加者達にインパクトを与えたイベントなのでしょう。

今年のコースは走行距離120km、獲得標高は3000mと数字だけみてもハードさがうかがえます。それに加え3カ所のグラベル(未舗装路)区間が組み込まれ、一部ヨーロッパの旧市街を彷彿とさせる石畳区間を加えました。例年にも増して過酷を極めていました。
しかし、幸いだったのは天候でしょう。12月とは思えない暖かな天候に参加者は救われたようです。

写真中心になりますが、2018 九州 Heaven Ride を振り返ってみたいと思います。

イベント前日の土曜のウェルカムパティー 九州のみならず、関西や関東からもこのためだけに来訪くださる方も。
そして今年もスペシャルゲストとしてグリフィンの狩野GMと、ヨーロッパで活躍されている牧瀬つばさ選手にもお越しいただく。
初めての試みとしてエレクトロニカデュオユニット LaTICA(ラティサ)によるライブ演奏がおこなわれた。明けて2日、
朝暗い早朝より参加者が集まりブリーフィングの開始。ルートの説明、注意事項のインフォメーションを聞き漏らさないように皆真剣な表情だ。スタートは19チーム。一斉にスタートではなく、チームの走力に合わせて3分毎にスタートしていく。 スタート後、直ぐに小国町独特の林道へ突入。舗装はされているが落ち葉や木の枝が散乱しており、気が抜けない。 湯煙がたなびく温泉街を抜けて進むと、今回初めてのグラベル(未舗装路)が参加者達を待ち受けていた。運が悪く、木の枝が車輪に巻き込み走行不能になる参加者も。メンバーの応急処置によりなんとか次のチェックポイントへ向かう。グラベル走行は初めての参加者は自転車を真っ直ぐ走らせるだけでも手こずっているようだ。

最後尾のチームが制限時間ギリギリで第一チェックポイントに到着。前日のウェルカムパティーではしゃぎ過ぎたのか、疲れているのか放心状態。
小国町を発った九州 Heaven Ride 参加者は東へ東へと導かれ、由布岳が目前に迫るこの地まで到達した。
さて、ここからがアップダウンの連続だ。KOM(キング・オブ・マウンテン)と呼称される上り区間があり、足自慢の参加者は競って上って行く。 コースの丁度半分、60km地点にある第二チェックポイント。未だ半分、もう半分?
主催者側としたら最後まで走り切っていただきたいが、各参加者の疲れの色が濃くなってゆく。

2018 九州 Heaven Ride の一番のハイライト箇所、歴史ある湯治場を貫く石畳区間。
距離は短いが、後半になればなるほど石畳と言うより激坂の岩場(?)へと豹変して行く坂が参加者達を苦しめる(楽しませる)。 今回2か所目のグラベル(未舗装路)区間を通過する最後尾付近の参加者。
予報通り天気が怪しくなってきて、ぽつぽつと雨が降り出してきた。  ②へ つづく