連休最終日。昨日のロングライドもあったので参加者は少ないだろうと思っておりましたが、両日参加の方が4名もいらっしゃり大盛況でした。

序盤こそ抑え目で走っておられましたが、山岳コースも難なくクリア。皆さん元気でお強い!
あまりの暑さに日陰に逃げ込みながら休憩を大目に取り、ちょっとトラブルもありましたが、皆さん無事に帰ってこられました。
参考までに昨日走ったコースと今日走ったコースのデータです。ご参考ください。
19日、走行距離:95km、獲得標高:750m
20日、走行距離:54km、獲得標高:815m
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ショップ練 ロングライド
今日のショップ練は熊本県の金峰山方面へのロングライドしてきました。
朝は過ごしやすく太陽がサンサンと輝く絶好のロングライド日和でしたが
時が進むにつれ次第に蒸し暑くなり、雲行きも怪しくなってきました。

ボトルの水もどんどん減り、休憩の度に補給した次第です。
ショップに辿りついて一息ついていると雨が本降りに。
この時期のロングライドはいろんな意味で練習になりますね。
途中はぐれた方もいらっしゃいましたが、皆さん全員頑張られました。
明日ももちろんショップ練やります。どうぞご参加ください。
◆20日(月曜)、当店7時集合~10時終了 ロード走行会
対象者:初級者~中級者 走行距離:60㎞程度(平坦のち山岳まコース)
メリダ MERIDA 美利達
1972年、設立当初から自転車の本場、ドイツで設計とデザインを行い台湾で生産するという自転車にとっては理想的な製造体系を確立、維持してきたブランド メリダ(MERIDA 美利達)。 比類なきクオリティーを生みだす技術と製造能力を合わせ持った世界トップクラスのメーカーです。
少し前からになりますが、そのDNAを引き継ぐSCULTURA と RIDE の機種を納車させていただきました。
MERIDA独自のダブルチャンバーテクノロジーを駆使してフレーム重量830gを実現。究極のハイパフォーマンスモデルSCULTURA9000 FFRAME SETをチョイスいただきました。
ハンドルはポジション的自由度があり、かつ、軽量性を損なわないCinelli NEO MORPHEを選択。
FULCRUM RACING-ZERO の赤いスポークが車体の色とマッチして統一感を演出してます。
主要コンポーネントはShimano 9000系でまとめていただきました。間違いない選択です。
U原様 ありがとうございます。行く行くは乗りこまれて自転車イベントでガンガン走られるのを期待しております。
ライダーを疲労させる荒れた路面からの衝撃や振動を効率的に吸収。フラットスプリング理論によるフォロントフォークと、超扁平シートステー、25Cワイドタイヤの採用りよりMERIDAのなかで最も快適なレーシングバイク、RIDEを納車させていただきました。

長めのトップチューブと高めのヘッドチューブにより、長距離ライディングでも疲れにくい適度なアップライトなポジションが保てます。Shimano 6800系UltegraとホイールはFULCRUM RACING3でかため、クランクセットはRotor 3D30 noQ 装着した実践的なスペックです。
W様 ありがとうございます。近いうち一緒にロングライドへ出かける日を楽しみにしております。
最後にご紹介するSCULTURA9000 FFRAME SETは同じモデルでも完全に実戦を意識した堅実な仕様で組んでいただきました。

奇をてらうことなく主要コンポーネントはホイールまで全てShimano Ultegraを選択。普段のトレーニングからレースまで使えるオールラウンダーモデルに変身。
オーナー様の拘り、下ハンドルを握ってのスプリントを考慮してハンドルはラウンドタイプを採用させていただきました。
O川様 ありがとうございます。次のレースイベントが楽しみですね。これから益々速くなられるのを楽しみにしております。
あまりにも気持ちよくて
初めてもベテランも
雨が降り出す前に
今日のショップ練は熊本県の金峰山山系へ総勢16名で足を伸ばしてきました。
下は十代の中学生から、上は御年〇〇歳の方まで。
久々の長距離ライドの方、初めてご参加された方もいらっしゃいましたが、何とか全員完走。
金峰山山系の道路は交通量も少なく走りやすいですが上り下りが連続します。
平坦路は複数人数でまとまった方が快適に走れますが、上りはそうはいきません。それぞれのペースで走り距離を稼ぎました。
途中、風光明媚なこちらの場所で小休止。あいにく曇っていて眺望は期待できませんでした。
走行距離95km、11時30分過ぎにはショップに帰り着くことができ、雨にほとんど濡れずに済みました。
ご参加いただいた方々ご苦労さまでした。またのご参加お待ちしております。
一人でのんびり走るのも良いですが、皆で頑張りあって競い合い走るのも楽しいものです。
機会があればどうぞご参加ください。
第27回 壱岐サイクルフェスティバル②
レース当日、
心配された天気もまったく問題なく、鏡のように静かな海面が朝焼けを美しく照らし出していた。暑く厳しく楽しい一日が始まる。
一般の選手は当日の受け付け順でスターティンググリッドの位置が決まる。(私は幸い選手登録しているので前方からのスタート位置が確保されていた。)
出来るだけ前方でスタートした方がリスクも少ない。朝食を済ませ6時前にスタート受付へ向かう。


7時半ごろスタート壱岐文化ホール前へ到着。スタート会場は選手達の熱気で包まれていた。

1時間近く入念にウォーミングアップを済ませ、スターティンググリッドに整列。
8時50分の号砲に向け否応にも緊張感が襲ってくる。
集中、集中と自分に言い聞かせるが鼓動は高まるばかりだ。
8時50分スタート。
スタートして1㎞ほど、安全のため郷ノ浦大橋手前までは追い越し禁止区間になっている。パレード走、集団のまま暫く進み先導車からの大音響のラッパの合図でレースの幕は切って落とされた。
結果は http://www.iki-event.jp/2015cycle/el.pdf
エリート50km 14位、1時間26分43秒。悔しい結果となってしまった。
調子の良し悪しもあるだろうが、結果は結果。全て受け入れて次のレースへ向け取り組んでいかなければならない。
全てのレースが終わり、大谷体育館にて閉会式と表彰式が始まる。準備されたお弁当や総菜を頬張り、レースでの出来事に華を咲かす。

今回一緒に遠征した男性陣もそれぞれ頑張ったが、エキスパート50km女子で初出場のKさんが見事2位に!
日頃の練習、最後まであきらめない気持ちが結果に結びつかれました。お見事です。
レースはきつくもあり、危険でもある。
勝者はただ一人。表彰台に立てる選手も一握りである。
ほとんどの選手がそれを眺めるだけである。しかし、何故レースに挑戦し続ける人が多いのだろう?
日頃の練習の成果を確認、自分自身への挑戦、ライバルへの挑戦、非日常的時間を楽しむ、スリルと緊張感、人それぞれレースに挑まれる理由があるだろう。
いかがでしょうか、来年の壱岐サイクルフェスティバルに挑戦されては?
レースに出た選手にしか分からない時間と空間がそこには有ります。
出走した選手それぞれにレースの物語があり、強く胸に刻まれ、また戻って来たくなるでしょう。
第27回 壱岐サイクルフェスティバル①
「最近、土曜、日曜に訪れてもいつもお店閉まってますね?」とお客様からの声を聞いておりますが、今回もお休みをいただき自転車レースへ参戦してきました。
今回参加してきたのは四半世紀以上続く伝統あるロードレース、壱岐サイクルフェスティバルです。九州では本当にまれなスタートからゴールまで公道を全て封鎖し、一筆書きで走り切る本当の意味でのロードレース。壱岐の島、全域が舞台となり島上げての一大イベント。島民の方々の応援もあり、走る選手も盛り上がらない訳はありません。
大会前日、唐津東港から壱岐市の印通寺へフェリーで向かう。船上は多くのサイクリストで混雑している。

手配していただいたバスに8台のロードバイクを積み込み民宿へ向かう。島上げての一大イベントだけに選手に対するサポート、おもてなしは格別なモノがある。
昼食を済ませ、明日のコースの試走開始。6名が今回初めての壱岐ロードレースでしたのでコースを確かめながらのんびりペースで走りだす。青い空、青い海、島に流れる風は時間さえもゆっくり進んでいるように感じられる。
島を一周ぐるっと回り50km、試走完了。
郷ノ浦近くにの大谷公園体育館で受け付けと検車を済ます。今年からは登録選手には車重の検査も実施されていた。
今回、宿泊したのはスタート地点からほど良い距離にある「民宿 船場荘」
明日がレースでなければ・・・
豪華な刺身や海の幸に舌鼓を打ち、アルコールもそこそこに布団にもぐりこんだのだった。
写真で振り返る 2015年5月 SDA in 王滝②
レース当日
スタート1時間半前の朝4時30分にスターティングエリアにMTBを置くことができる。
700人近いライダーが一度にスタートするので、後方に位置すると動き出すまでに暫く時間を要する。上位を狙う、レースを本気を楽しみたい選手は少しでも良いポジションを獲ろうと前方に詰めかける。
暫し騒然とした後、選手達が退くと数百台のMTBがずらりと整列している。
毎度おなじみの王滝朝の光景。
今回の私は昨年総合上位だったので最前列を準備されていた。名前をコールされた後、緊張しながら集団最前列に並ばせてもらう。
周囲はそうそうたるメンバー。
昨年、私より2分早くゴールしたA氏。昨年はもう少しというとこで、お互い5時間を切れなかった。
スタート前、「今年は絶対5時切りだ!」と誓い合う。
他と競い合うことよりも昨年の自分を超えることがほとんどの選手の目標だ。
霊峰 御嶽山を仰ぎ、選手代表で昨年のチャンピオンがお払いを受ける。いよいよスタートだ。
スタート後、最初の4kmの舗装路はパレード走行になっている。まだ皆穏やかな雰囲気で気軽な挨拶や話が聞こえる。

林道に突入する。レースが始まる。集団は一挙にペースが上がり、散り散りバラバラになった。標高1400m付近まで上昇すると左手に噴気を上げる御嶽山が見えてきた。
5月も末だと言うのに山影には雪がところどころに残っている。
オーバーペースにならないように、少し抑え気味に前走者を追走する。王滝の大地は容赦なく体力を消耗させてゆく。見とれそうな大自然の雄大な景色とはうらはらに。
2時間ほど経過すると調子が出てきた。少しづつ順位を上げ7、8番手争いを繰り広げる。
そして、結果は5時間10分19秒、総合11位、年代別3位となった。二回のパンクが悔やまれるが、それも全てSDA in 王滝である。受け入れるしかない。


シングルスピード、リジットフォークで参戦した京都在住のN氏。一緒に練習した仲間、九州から一人で遠征してきたH田氏。全員無事に完走。お互いの健闘を称えあう。順位だけではない価値がここにはある。


表彰式が始まる。昨年の自分を超えられなかったことが残念だ。
総合上位人の表彰を見るにつけ、また来年挑戦してやる気持ちがふつふつと湧いてきた。
前の自分を超えて、次はこの場所へ。
万全の状態ではないにもかかわらず出走されたプロフェショナルMTBアスリート、池田祐樹選手。
http://yuki.bikejournal.jp/?p=5099
奥様のSayokoさんと 超 戦 し続ける姿勢に感銘を受けます。
次のビッグレースは6月27日イタリアで開催されるUCI MTBマラソン世界選手権。今までの自分をどれだけ超えることができるか?
これからの池田選手の活躍に目が離せません!

写真で振り返る 2015年5月 SDA in 王滝①
一週間前になるが、今、見返しても王滝遠征の楽しさや興奮が蘇ってきます。
写真で振り返る 2015年5月 SDA in 王滝①です。
どうぞご覧ください。
5台のMTBを積み込み、一路、長野県木曽郡王滝村へ向かう。車で12時間の長旅だ。
金曜の夜11時に出発し、5人で交代しながら王滝村へ到着。長時間のドライブも交代しながらだと仮眠もとれて意外に楽である。
先ずは腹ごしらえ。「王滝食堂」へ駆け込み名物(?)のイノブタ丼を注文。午前中の食堂は明日のレースに出場する選手達で直ぐに満席になった。
12時から受け付け。松原スポーツ公園に向かう。1000名以上の参加者があるこの大会は精力的な各メーカーのブース出展がある。
それらを見て歩くもの楽しみの一つだ。

大会前のファンライドにも沢山の参加者がある。プロのライダーが大自然のトレールを案内してくれる贅沢なファンライドイベントだ。
時間があったので、今日から封鎖が解かれた「田の原天然公園」に上ってみた。
背後に見えるのは雪を抱く あ の 御嶽山。噴気が立ち上っている。私達は自然を満喫しつつも尊び、その危険性を忘れてはならない。
白樺の森を貫く山岳ロード。田の原天然公園から王滝村中心部まで軽快に下ることができる。
夕方、松原スポーツ公園にて前夜際と競技説明があった。参加選手は真剣なお面持で聞き入る。
一通り挨拶や話が終わった後はウェルカムパティー。明日の無時のゴー願って乾杯!




