東洋の神秘『TOYO HYBRID ROAD』

東洋フレームのフラグシップロードモデル『HYBRID ROAD』を納車させていただきました。
昨今のカーボンフレーム隆盛期においても、根強く支持続けられているクロモリ(鉄)フレーム。シルキーな乗り心地もさることながら、昔ながらの贅肉をそ削ぎ落したような細身のシルエットに心をくすぐられる方も多いと思います。DSC09712 DSC09721

Made in Japanを貫く生粋の日本ブランド(メーカー)、東洋フレームが
これもまた日本が誇るカーボンチューブ成型技術を持つグラファイトデザイン社が造り出したカーボンチューブをトップチューブとダウンチューブに採用してフレームを創造した『TOYO HYBRID ROAD』。DSC09715採用されるカーボンチューブは東洋フレームの求める性能を満たすために特別に作り出された。特徴として単なるカーボンのパイプではなく必要とされる箇所は厚く、不必要な箇所は薄くして剛性を自由にコントロールできることに成功している。
単なる鉄とカーボンを組み合わせた複合素材のフレームでないことが設計思想としてある。日本技術を貫くクロモリフレームの雄とカーボンチューブの雄がガッチリと手を組みこの世に生み出されたのが、この『TOYO HYBRID ROAD』です。

その『TOYO HYBRID ROAD』に、これまたオーナー様拘りの旧デュラエース(DURA-ACE 9000系)で組ませていただきました。
DSC09766ヘッドチューブにいぶし銀に輝く『東洋』のヘッドプレート。DSC09761見事なまでに滑らかな溶接痕と輝くCPメッキ。DSC09765フレーム各部にさり気なく刻まれたディテールが職人気質を表しているようです。DSC09763 DSC09768今回、Made in Japanに拘ったオーナー様はハンドルとシートポストにも日本製の日東を採用いただきました。DSC09771掲載した写真は組み立て段階のもので、ホイールやステムは借り物ですが、おおよそこのような形に最終的にはまとめ上げられるでしょう。DSC09758納車時の段階でペダル込みで8kg中盤の車体重量を示し、よほどのヒルクライム大会で無ければ必要十分な車重に収まりました。
A田様、ありがとうございます。

がっつり乗り込んで『TOYO HYBRID ROAD』の乗り心地、インプレッションをお聞かせください。