NINER RLT9 RDO

ライダーによって走り方や用途、バイクの好みは様々異なります。

オフロード系のフレームを得意とする生粋の29インチブランド。

クロモリチューブのハードテールからカーボンモノコックフレーム、フル・サスペンションモデルの最新テクノロジーを搭載した軽量モデルまで乗る方のニーズにあった幅広いラインナップのフレームを提供している米国は西海岸発祥の NINER(ナイナー)RLT9 RDOを納車させていただきました。RDOとはRace Day Optimized の略で、レースのための最適化モデルの意味ですが、オーナー様のご要望でロングライドやレースは基より、普段でも気楽に乗れる仕様で組ませていただきました。主要コンポーネントには
ドライブトレインには軽快さと確実性を担保するためにロード用のR9100シリーズを採用し、コックピットには扱い易さを第一に考え、MTBコンポーネントから流用のM9000シリーズを取り入れて組ませていただきました。 足回りのホイールは ENVE G23リムにChris King R45 Discで構成。まだあまり出回っていないこのENVE G23リムはワイド フックレス ビードと名付けられたリム打ちパンクを激減させる ENVE 独自のリム構造になっています。チューブレスレディー対応ですが、安心してガンガン使う上でその形状ゆえにENVEが推奨するタイヤを取り付けることが必要になってきます。オーナー様の用途とご要望がばっちり合ったPanaracer GravelKing SK 700 x 43cを組み込ませていただき、ディスクローターはハードブレーキング時にも制動性と静寂性を合わせ持ったRTM900を採用させていただきました。トップチューブに記されたNINERのポリシーでもある「Pedal damn it」(とことん踏め!)の文字。その下には等高線のような波状の柄が彩られています。
体に直接コンタクトするデリケートなサドルとグリップには ERGON GP1、ERGON  SR Pro を取り付けて快適性に追い打ちをかけました。通常はドロップハンドルで組まれることの多いこの NINER RLT9 RDO ですが、このようなワガママな(良い意味で) 仕様を具現化することも あり だと思います。
自転車は自由な乗り物です。オーナー様のご要望にお応えできるように様々にカスタマイズさせていただきます。
U原様 ありがとうございます。