2017 ツール・ド・おきなわ 無事に戻ってまいりました。
結果はと言いますと、昨年より大幅に順位を落とし61位、4時間13分でした。
原因や課題はいろいろとありますが、先ずはご報告まで。
さて、暫く休憩して次のレースへ向けてまた練習です。
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11月11日(土曜)~13日(月曜)はツール・ド・おきなわ 出場のためお休みします。
皆様にはご不便をおかけしますが、ご了承の程宜しくお願い申し上げます。
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アマチュアレーサーの甲子園とも呼ばれている日本最大級の自転車レース、
ツール・ド・おきなわ を今年も走ってきます。
50km、100km、140km、210kmとカテゴリーはありますが、それぞれの種目で頂上決戦が繰り広げられます。上位に入るのはもちろんのこと、完走するだけでも走力が求められる本当に厳しいロードレースです。
後日、レースレポートお楽しみください。
●ツール・ド・おきなわHP:http://www.tour-de-okinawa.jp/index.html
●出走者リスト:http://www.tour-de-okinawa.jp/entrylist.html
●インフォメーション:http://t-d-okinawa.jugem.jp/
FELT FR1+Pioneer
FELT FR1を納車させていただきました。
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FELT、名前は良く聞くブランド名ですが、いったいどんな特徴があるブランドなのでしょうか?
1980年代、モトクロスのメカニックだったジム・フェルトが当時のスーパースター、ジョニー・オメーラのためにトライアスロンバイクを設計したのがFELTの始まりです。
製作にあたり、空気抵抗の削減とライディングスタイルの最適化を重視し、幾度も風洞実験を重ねて驚異的な性能を誇るバイクを誕生させました。
月日が流れ、現在ではツール・ド・フランス、世界選手権、オリンピック、アイアンマンで多くの勝利を獲得する世界で最も尊敬されるブランドの一つのなっています。
そして、近年はカーボン生成方法を改良し、数年前までトップグレードにしか採用されていなかったカーボンを惜しみなくローエンドモデルに採用し、FELTバイクの性能を飛躍的に向上させました。
今、またさらなる進化を続けています。
そのなかでFRシリーズは完全無欠のオールラウンドピュアレーサーです。どんなレースシーンでも100%のパフォーマンスを発揮する快適性と路面追随性を合わせ持ち、FELTの歴史で最高と自信を持って言えるロードレーサーに仕上がっています。
ブリッジレスのシートステーにより、設計の自由度が上がり、垂直方向の柔軟性と横方向の剛性が非常に向上しています。
最新のポジショニング理論により従来から比べヘッドチューブ長を変更し、より多くのライダーにフィットするように最適化されています。余計な力を使わない効率的なライディングポジションを作り出せます。UHC Advancedのフレームは60tのハイモジュラスカーボンと、新構造の革新的マテリアル TeXtreme を加えることで、より軽く、強度を増すことに成功しています。ミドルグレードながらトップグレードに迫る軽いペダリングを獲得しているのです。
このFELT FR1に乗られるオーナー様は、従来からお持ちであるバイクからコンポーネントを移植されたのですが、一つだけ大問題が発生しました。
それはこちらのお客様がPioneer ペダリングモニターシステムをお使いだったのです。
昨今のピュア ロードバイクに特徴的なのは、BB周辺の剛性を確保するためにチェーンステーにかけて非常にボリュームがある設計がされています。
そのため、このFELT FR1においてもBB付近のボリュームのため、シマノ製のBB下のダイレクトマウントブレーキを用いると、どのようにしても左クランクに貼り付けられたペダリングモニターセンサーに干渉してしまいます。(悩
右側だけのペダリングモニターセンサーですと、そういった不具合は生じないのですが、どうしても左右両方のセンサーを取り付けたい意向をお持ちでしたので、幾つかダイレクトマウントブレーキを取り寄せ実際に取り付けてみました。
そして、やっと
なんとかセンサー部に干渉しないモデルが見つかり、取り付けに成功した次第です。
ただ、ブレーキの制動性能は・・・
それでも、オーナー様にはご満足いただき、次のレースに向けてモチベーションを高められています。
乗り心地、操作性はとてもソリッドできびきび走り、期待した以上の剛性感で非常にご満足いただいているようです。
N山様 短時間高強度のレースばかりでなく長時間耐久レース等も是非挑戦されてみてください。ありがとうございました。
BONT RIOT+(BOA)
BONTの新しいシューズが入荷しました。
ミドルグレード BLITZ(ブリッツ) とエントリーモデル RIOT(ライオット) の中間にあたる新しいモデル RIOT+(ライオット プラス)です。
RIOT+ はエントリーレベルのシューズながら、パワー伝達プラットフォームやレース向け高品質の材質を使用、フィッティングをより高めるために信頼のBOAシステムを採用等々、Bontプロシリーズの技術的特長を搭載しています。
しかも、カラーが超ハデでお洒落です!(笑爪先はZ型ベルクロストラップにより確実な締め付けと脱着が可能で、微妙な調整を必要とする足首付近の固定には微調整可能なBOAダイヤルを用いてあります。
ソールは4.8mmのスタックハイトにクリートの微調整が分かりやすいように格子状の模様が印刷されています。
コンフォートなインナーソールを採用してありますが、別売の熱成型可能なEVAインナーソールに変更すると、よりダイレクトな踏み心地を味わうことができるでしょう。左右、後方からのデザインセンスも素晴らしく他のメーカーの先を行っている感じです。好みもよるでしょうが・・・
そして、このBONTの最大の特徴はガチガチに硬いソール自体の熱成型が可能で、ほぼどのような足の方にも対応できます。(サイズが適合している必要があります)
実際、偏平足の方や、足指が一本だけ長い方、幅広な方、踵が脱げやすい方等々、様々な方に熱成型を施し、好感をいただいています。
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BONT RIOT+(BOA)価格:27,000円(税込)
熱成型費(別途):4,000円~
一度試したら他のブランドに戻れない、当店一押しのサイクリングシューズです。
どうぞお試しください。
ツール・ド・おきなわ 対策
昨日は次の日曜(12日)に迫ったツール・ド・おきなわ に参戦されるための方々に走っていただきたく、ショップ練ロングでした。 朝はかなり冷え込んで北風が強く、3連休の中日と言うこともあり集まりは少なかったですが、気が付いたらいつものように14名ほどの人数になり元気に走ってきました。
熊本の金峰山方面へは追い風も手伝い40km/hで巡行。あっという間に折り返し地点の峠の茶屋に到着。その後は向かい風のなか皆さんと助け合って頑張って帰ってきました。
12日(日曜)はいよいよ一年の集大成 ツール・ド・おきなわ です。
今年は大人数での遠征になり、とても賑やかになりそうです。
11日(土曜)~13日(月曜)はツール・ド・おきなわ 参戦のためお店はお休みになります。
ツール・ド・おきなわ HP:http://www.tour-de-okinawa.jp/
ツール・ド・おきなわ 大会ニュース:http://t-d-okinawa.jugem.jp/
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11月4日(土曜)は ショップ練ロング をおこないます。
◆4日(土曜)、当店7時集合~12時終了 ロード走行会
・対象者:中級者~
・走行距離:100㎞程度(金峰山~玉名~南関方面の平坦路と山岳路)
予定コースは こちら になります。
午後からの営業となりますので、宜しくお願いします。
2017 松野四万十バイクレース
日本最長の長距離MTBレース 松野四万十バイクレース(MSBR)に参戦してきました。このレースは長距離MTBレースでありながら、2~4人でチームを組んで一緒に走行してゴールするというチームレースでもあります。
台風襲来と悪条件のなか、コースを大幅に変更しての開催となりました。
コースは変更になったものの定刻の5時30分に松野町 道の駅「虹の森公園」を一斉にスタート。
私達のチームはSDA in 王滝で毎回抜きつ抜かれつのレースをしている長野県白馬村在住の Vaughanさん、 Albertさんと私の三名の構成で挑みました。チーム名、『Team Hakuba Goryu』彼らの住んでいる場所にちなんだチーム名だ。
レースで競い合うライバル達、お互いにどれだけの脚があるか分かっている。このチームなら状況によったら上位を狙えるかもしれない(上位を狙おう)と意気込んで参戦したのでした。
スタート直後、暫くは様子見のパレード走になるかと思いきや、チームメートの Albertさんが先頭を引き出した。私とVaughanさんも後を必死で追う。
このMSBRのルールとして、チーム纏まって走行することが条件となっている。バラバラに走っているところをオフィシャルにチェックされたらペナルティーが科されるのだ。私も時折先頭に出てグループ走行に徹する。
細い県道の山道に突入した。後ろを確認すると集団ははるか後方、バラバラになっていた。先頭グループは私達 Team Hakuba Goryu と ナショナルチーム(世界戦MTBマラソンに挑んだメンバー構成、池田選手、門田選手、西山選手)の二チームになっていた。
私はスタート直後から飛ばし過ぎたのか私の調子が上がらない。まだまだ先は長いのでチームメイトに少しスピードを落としてもらうことにした。二人はもっと先を急ぎたがっていたが。
スタートして7km、標高400mの峠に到着。コースはここから3kmほど一挙に下る。深い森のなか。周囲はまだまだ闇夜に包まれ、路面も濡れていて最新の注意を払いながら下ってゆかなければならない。ガードレールなど無いのでオーバースピードでカーブに入り転倒でもしたら谷に転落する危険性がある。
ライトの照らす狭い範囲に目を凝らしながら慎重に下って行った。
下り切った所で、驚いた。
少し前を先行しているはずのナショナルチームに追いついたのだ。並走しながら尋ねるとライトが暗すぎてスピードが出せなかったそうだ。
ナショナルチーム、準備不足だな。。。
勝機があるかもしれない。
Team Hakuba Goryuチームメンバーは志を高く保つことができた。
今回最大の上りポイント目黒林道(6km、勾配6~7%)に突入。暫く並走していたもののナショナルチームに少しづつ間を開けられだした。ジリジリと差が開いて行く。
しかしちょっと頑張れば未だ手の届く範囲でもある。焦るな焦るな、自分に言い聞かせた。まだまだ先は長い。
目黒林道頂上にある第一チェックポイントに到着。ようやく空が白み始めた。雨は相変わらず強いままだ。チェックポイントのスタッフに先行しているナショナルチームとのタイム差を尋ねる。1分くらいかな? すぐそこですよ。
30分以上上ってきているのに、それだけしか差が開いていないので勝機は確実にある。私達は補給もそこそこに先を急いだ。
三つめの小高いピークを過ぎたら第二チェックポイントの松野南小学校へ向け7kmのダウンヒルの開始。雨は強くなり、轍は川のようになっていた。
砂利、荒れた林道を高速で攻める、攻める。
調子良く半分ほど下った時だった、真新しい鉄製のグレーチングが目に飛び込んだ。直線基調だからそのまま勢いでクリアできると勢いを殺さず突っ込んだ。
次の瞬間、路面に叩きつけられていた。
急いでMTBを起こそうとする、が無情にもそれは叶わなかった。
ハンドルを止める二本止めのステムボルトが破損していた。。。
焦る、焦る。
一緒に下っていたチームメイトも急いで戻ってきて、何とか対処できないか考えた。MTB本体に使えそうなボルトが無いかどうか?
探しても探しても使えそうなボルトは存在しない。機能的なスポーツバイクは余計なモノはそもそも使われていないのだ。
格闘すること数十分、私達Team Hakuba Goryuはレースを降りる決断をした。悔しい、歯がゆい。
何にもまして一緒に頑張ってくれたチームメイトに申し訳ない。
口数少なくとぼとぼと歩いて下って行った。
アルティメイトクラス総合優勝は昨年に続きナショナルチーム。
来年はできる事ならこのチームに少しでも近づきたい。Team Hakuba Goryuは彼らのフィニッシュする姿を見ながら心に誓ったのでした。
ロングライダァスに憧れて
ロングライドを楽しみたい方、お二人を二週続けてBIKE FITさせていただきました。
一人の方は膝の痛みとお尻の痛みを訴えられました。
ご自分でお尻の痛みを軽減するためにソフトなサドルの上に、更にスポンジ入りのカバーを用いられていました。
根本的なポジションを確認するとサドルが低く、ハンドルが非常に遠い、ハンドル幅が広すぎる事が確認できました。それに上体、腰回りのの柔軟性が低い傾向が見られました。
とりあえず厚すぎるサドルカバーをはぎ取り、適切なサドル高とステム長にフィティングするとお尻の違和感は軽減されたようでした。厚すぎるサドルはペダリング効率が悪くなるばかりか、その他の弊害も誘発させかねません。
内反足も酷く、ITS(In-The-Shoe)ウェッジ を用い矯正させていただきました。
もう一人の方は
購入して3か月余りでした。こちらの方もロングライドを快適に乗りたいとのご要望でした。乗り始めて日が浅いこともあり、どのように乗ったらいいのか、ポジションが適切かどうか悩まれているようでした。そこまで極端なポジション変更はありませんでしたが、右膝の内転をITS(In-The-Shoe)ウェッジで補正し、効率的なペダリングの習得方法をお伝えいたしました。
お二人とも今後どんどんロングライドにのめり込まれてゆくことでしょう。
何(カ)様、李(リ)様 遠方にお住まいながらご来店していただきありがとうございました。
Smart ENVE System(スマート・エンヴィ・システム)とは
ENVE COMPOSITES のSES(スマート・エンヴィ・システム) 4.5 を納品させていただきました。
Smart ENVE System(スマート・エンヴィ・システム)とは
空力に置いてホイールに求められる性能は前輪と後輪では違ったものになります。前輪は横風の影響を受けやすく、ただ単にディープリムだと空力は優れますが、突然の突風にハンドルを取られてしまいます。後輪は横風の影響は受けにくいので、よりディープリムにして空力を高く設計することが望ましいです。
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そこでENVEが導き出した答えがこのSES(スマート・エンヴィ・システム)です。 前輪はワイドにして横風をいなし、後輪はダイレクトに空気を引き裂く!
ラインナップはSES2.2、SES3.4、SES4.5、SES5.6、SES7.8、SES650Cとあり、目的に寄ったチョイスができます。これに加え、チューブラーやディスク仕様もあり、ハブとの組み合わせで貴方だけの特別仕様を作り出すことが可能になります。
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その中で今回選んでいただいたSES4.5 はあらゆるコンディション(ロードレースからトライアスロンまで)と幅広い用途のために開発されました。特にエアロダイナミクス、耐久性、剛性、ブレーキングとコーナーリングスピードに照準を置いて開発されています。モールドブレーキ面は、強烈なブレーキングパワーとブレーキ面の熱管理を高い次元で実現し、どんな状況でも安心してライディングできます。
そして、このSES4.5にチョイスしていただいたハブはChris King R45これにSAPIM CX-Rayのスポークで組ませていただき
総重量は1514gと驚くほどの数値に仕上げることができました。
今回のオーナー様はスプリンター脚質でクリテリウムを目的にこちらのSES4.5を導入いただきました。
レースで活躍される日が楽しみです。
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10月28日(土曜)~30日(月曜)はMSBR出場のためお休みします。
皆様にはご不便をおかけしますが、ご了承の程宜しくお願い申し上げます。
愛媛県北宇和郡松野町で開催される日本最長距離のMTBレースイベント松野四万十バイクレース(MSBR)、 今年もこの過酷だが魅力的なレースに挑んできます。
どんなドラマが待ち受けているのでしょうか?
今からワクワクが止まりません。目一杯楽しんできます。
松野四万十バイクレースHP:http://matsunoshimanto.com/