SCOTT ADDICT RC スペシャルカラー

少し前ですが、SCOTT ADDICT RCのスペシャルカラー エステバン・チャベスモデルを納車させていただきました。巷にあふれるシックなカラーと違い、メタリックブルーとシルバーに塗り分けられた車体は、南米コロンビアの陽気な選手 エステバン・チャベスを連想させるカラフルでポップな印象です。軽くてポップな色合いとは相反してフレーム本体はHMX SLカーボンを使ったモデル「Addict RC Ultimate」と同じで、SCOTTの最高上位モデルになります。フレームセットからのご依頼でしたので、各コンポーネントを組み付ける前にフレームに Glass coat を施工させていただきました。

最先端のワイヤールーティングで全てのケーブルがハンドル&フレームの内部を通る構造になっています。組み付けるのは骨が折れますが、やりがいがありますね。
主要コンポーネントはDURA Di2。 そして、幾つかオーナー様拘りの部品をチョイス。

ブレーキローターはハードブレーキング時の音鳴り解消と全天候的に信頼性を併せ持つ RT-MT900 をチョイス。 極めつけの拘りは GRX のSTレバー
ズレや滑りを防止する反り立ったブラケットヘッド形状と
従来よりも高いブレーキレバー軸に手にすっぽり馴染むブレーキレバ形状です。足回りはFulucramのRacing ZEROとコンチネンタルGP5000  28C を履かせていただきました。Y本様  遠方よりご来店、ご依頼ありがとうございます。
ご一緒に走れる日を楽しみにしております。

少しは走りやすくなりました

今朝は先週に引き続きショップ練をおこないました。
参加人数は7名。
今日は終始曇り空で気温もそれほど高くなく、幾分走りやすく久々のショップ練参加の方々も居られたのでワイワイと盛り上がりました。

今から少しずつ気温も下がってサイクリングシーズンに突入してきます。
規制はありますが、都合が合う方はショップ練ご参加ください。

コーユーレンティアオートポリスロードレース 4時間耐久

昨日はお休みをいただきコーユーレンティアオートポリスロードレースの4時間耐久レースに参戦してきました。4時間の長丁場なのでスタートはやや緩めに走り出す。
1か所ある勾配4パーセント500mの坂をどうこなせるかがポイント。
加えてコース上での外部からの補給が禁止されていましたのでボトルを自転車に2本、バックポケットに2本の計4本携行して周回をこなしました。

高地でもあり曇ってきたこともあり猛烈に汗をかくことが無かったですが、それでも
3時間辺りでボトルの水か乏しくなり、足が攣りだす。
3時間35分まで我慢できましたが、終に集団よりドロップ。なんとかフィニッシュ1分前にゴールラインをくぐり抜け52周回 9位という結果でした。今回はコロナ禍のため8月1日より全国知事会で県外をまたぐ移動の自粛が発表されてました。それでも大会をなんとか開催するために「来場者全員の抗原検査(任意)」に協力を呼び掛けられたり、大会当日の朝にチェックシート(Webで回答)を準備されたり、会場ではリザルト発表も紙媒体でなくHPでおこなったり、なるだけ人との接触を減らす工夫か設けられていました。

今後は色々な大会、小さなイベントでも中止一辺倒でなく、創意工夫しながら開催されてゆくのでは、、、と感じたコーユーレンティアオートポリスロードレース の大会でした。

Wilier “FILANTE SLR”

イタリアの老舗メーカー ウィリエールが放つ最新のエアロ軽量ロードバイク『FILANTE SLR』を納車させていただきました。

コロナ禍において国内在庫が希薄ななか、フレームを本国から取り寄せ日本でアッセンブルして販売しているウィリエール正規代理店の尽力により、何とかお客様の手元に届けることができました。
薄いなで肩形状のフロントフォークとシートステイはフレームより横に広く張り出して空気の流れを淀みなく後方に導くことに成功しています。
コックピットは軽量と剛性、エアロダイナミックスを兼ね備えた Zero バー を採用して、ケーブル類の内装化と相まってすっきりした外観に収まっています。
エアロロードをうたいながら意外にすっきりしたBB周辺の作り。ブレーキローターは軽量化と制動力を十分に保てる140mmローターを前後に採用。

特筆なのはホイールを固定するスルーアクスルの形状
VAVICが開発した Speed release を採用しています。これにより不意のトラブルに見舞われても従来のクイックレリース式と比べてそん色なく用意に前輪、後輪をフレームより取り外すことが可能になっています。取り外したホイールより Speed releaseアクスルを抜かずに済むので紛失の危険性もありません。

乗り心地はフラッグシップ エアロロードにありがちな高剛性ということは全くなく程よくマイルドで、アップダウンのある山道を走ってもエアロ性能と軽量性もあいまり、思った以上に高速クルージングできるとのお客様の言葉をいただいています。

エアロと軽量性を高次元で融合させたウィリエールの新世代オールラウンドエアロレーサー、FILANTE SLR
W辺様 ありがとうございます。ショップ練へのご参加お待ちしています。

南阿蘇 MTBツーリング

先日は急きょ計画して南阿蘇外輪山周辺をお客様と一緒にMTBツーリングしてきました。
突然のイベントにもかかわらず7名の参加者がありました。
先ずは程よく整備された林道を外輪山の上までワシワシと上ります。

森のなかは意外に涼しく、標高も高いことから煩いほどの ヒグラシ が大合唱。
厚さと疲れを癒してくれました。一時間ほどのんびり上ると外輪山の山頂に到着。 そして、ここからが今回のメインの一つ牧野の道へ進んでゆきます。 遥か下まで続く牧野を貫く道。
いつ訪れても最高な南阿蘇。
こんな緑に囲まれたシングルトラック、ダブルトラックを気ままに走れる場所は稀でしょう。

午後からは別の場所へ移動。
熊本市街を一望できる絶景ライドができる牧野です。あいにく、シーズン的に下草が伸びきっておりシングルトラックが隠れて危ない箇所もありましたが、風景を楽しみながらのんびりと下ってゆきました。
次はもう少し涼しくなったころに企画したいと思います。
MTBライドは走力、体力の違いがあってもそれぞれのペースでのんびり楽しめるライドです。
機会が合えばぜひご参加ください。

3月ぶりの

昨日は久々のショップ練を開催いたしました。
コロナ禍において参加人数の把握や緊急連絡が発生した場合を考慮して事前にエントリー(参加申し込み)していただくことにしましした。

久々のショップ練にかかわらず、毎回ご参加いただいている方や初めて参加される方々など、暑いながらも元気に皆で走ってきました。 今後のショップ練も感染対策を図りながら、皆で楽しんでショップ練を開催してゆこうと考えております。
どうぞご参加ください。

 “SHIMANO CONNECT Lab”

世界に衝撃を与えたパイオニアのペダリングモニターセンサーが、2020年3月末をもってサービスを終了しました。それに伴い、サイクリング関連の資産をシマノに譲渡したことにより技術とサービスの継続をシマノが行うことになっったのはご存知のことだと思います。

そして、2021年6月30日より “SHIMANO CONNECT Lab” の解析アプリがリリースされました。
早速私もアカウントを開設してみました。

先ず、パイオニアのシクロスフィアをお使いだった方はシクロスフィアにログインします。

『Cyclo-sphereから移設の方はこちら』をクリックStep1~Step4を確認して『閉じる』をクリック【個人情報の移転に関するプライバシー通知】に目を通し『同意する』をクリック今まで使っていたCyclo-sphereにログイン

『SHIMANO  ID  を新規登録してログイン』をクリック “SHIMANO CONNECT Lab” 用に必要項目を入力して『送信』をクリック全てが完了すると下のような “SHIMANO CONNECT Lab”の画面が表示されます。
本来ならば以上のような手順で “SHIMANO CONNECT Lab” アカウントを作成すれば、Cyclo-sphereからデータの移行が自動でなされるようですが、
現時点ではアクセス集中などが原因で、アップロードした走行データの解析に失敗する、もしくは、データ処理に非常に時間がかかる事象が確認されてるようです。
7月6日現在でも症状はあまり改善されていません。

もう少しスムーズにSHIMANO CONNECT Labが利用できるのは先になりそうですね。

とは言え、パワーに関する様々なデータが表示可能でカスタマイズも容易なようです。
今後の本格的運用が楽しみです。

Wilier Zero SL

世界的に完成車や部品の生産が不安定で、お客様に大変ご迷惑をおかけしております。多くの時間をお待ちいただき、やっと、ようやく納車の運びとなりました。

現在開催されているツール・ド・フランス
その ツール・ド・フランスを走る2チーム、トタルエネルジーと アスタナ・プレミアティクが使用する Wilier Zero SLR

世界最高峰のレースを走るZero SLRの特徴を受け継ぎつつ、乗りやすさとコストパフォーマンスに優れた新世代Zeroシリーズの第2弾 Wilier Zero SL を納車させていただきました。

ハンドル周りは特殊なヘッドセットを用いることにより可能な限りスムーズにフレーム内部にワイヤーを導く構造になっています。
見た目もとてもスマートです。

フロントフォークとシートスティは風抜けが良い幅広のクリアランスを保っており、28Cのタイヤも余裕をもって装着できます。

ブレーキローターは必要十分なストッピングパワーを示しつつ、軽量化にも貢献する14インチローターを採用してあります。 全てのフレームはエアロダイナミックスに最適化されており、シートチューブから伸びるシートポストも言うに及ばずカムテール形状です。
主要コンポーネントは ULTGERA  Di2 普段にも使え、レースにも十二分に対応できる申し分ない仕様です。

S井様 ありがとうございます。
ご一緒に走れる日を楽しみにしております。

新3時間耐久ロードレース in HSR

昨日はお休みをいただき新3時間耐久ロードレース in HSRに参戦してきました。
走り始めは生憎の雨模様で路面はウェットでした。

3時間の長丁場ですので集団は安全優先に走行。
1周目はオートバイが先頭を引き、ローリングスタートという形式。
※写真はYariiさんより

しかし、路面が滑りやすいこともあり、コーナーでの落車、ペダルをヒットさせる選手達がいたりして巻き込まれやしないかと冷や冷や者でした。

中盤を過ぎる頃になると雨も止み、路面も乾いてきて

少しづつ集団もピリピリしてきました。不意にスピードが落ちる時があり、そんな時はふっと前に出て集団の先頭にでて前を引いたり集団の中で風を避け体力を温存しながら最終盤に向かいました。フィニッシュに近づくにつれ40km/h以上の速度で巡行して、最後のスプリント開始!思った以上に足が残ってなく、全体で10位の結果でしたがノービスでエントリーしていましたので年代別で表彰台に上ることができました。昨年よりコロナ禍で多くのイベントが中止、延期となっているなか、緊急事態宣言の解除を受けて少しづつですが開催の動きも見られます。

今まで普通と思っていたイベントが開催され楽しむことができるのは、こんなにも喜ばしく嬉しいこととしみじみ感じております。

当店の走行会もそろそろ行う予定ですので、ご都合が合えばご参加ください。
改めて告知いたします。

RIDLEY Noah Disc

自転車競技を国技とするベルギーで1997年に誕生したブランド、RIDLEY(リドレー)。数々の栄冠と実績を勝ち取った本場のロードバイク。
その中でも RIDLEY 史上最速のオールラウンドエアロロード Noah Fast Disc を納車させていただきました。構成部品類が全世界的に品薄ななか、代理店が提案するBike Craft を利用して何とか組み付ける主要部品を取り揃えることができました。RIDLEYの研究開発エンジニアが今もっているテクノロジーを全てつぎ込み新たに構築したこのNoah Fastの技術の一端をご紹介するとF-Steerer & Cockpit


ケーブルをフル内蔵するF-Steererと専用コックピットの採用によりケーブル類は完全内蔵化を実現。コックピット周りで発生する空気抵抗を低減し、ハンドリング性能を向上しました。

F-Surface Plusヘッドチューブ、ダウンチューブ、フロントフォーク、シートポスト、コラムスペーサーに設けたF-Surface Plusは整流効果のある小さな乱気流を生み、チューブ表面に沿って気流を整えることで空気抵抗を最小限に抑えます。

F-Wings
フォーク先端のF-wingsはホイール回転時に発生するフォークブレード周りの乱気流を抑えます。

F-Tubing
目に見えないフレーム材料の特徴としては、弾性の異なる 50T/40T/30T HMカーボンを適材適所にレイアップして、フレーム、フォーク、コックピットなどを専用設計することで、前モデルと比較して250gもの軽量化を達成しました。
今回のオーナー様には
パワーメーター内蔵のシマノ FC-R9100-P をクランクにインストールさせていただきました。

28Cのチューブレスタイヤと合わせて乗り心地も申し分なく、
イーブンペースで楽しむロングライドからレースイベントまで幅広く楽しめる一台にしあっがったこと間違いありません。S塚様 ありがとうございました。
開発に携わったグライペル(プロ選手)のごとく力強いライディングを楽しまれることでしょう。