Wilier Zero SL

世界的に完成車や部品の生産が不安定で、お客様に大変ご迷惑をおかけしております。多くの時間をお待ちいただき、やっと、ようやく納車の運びとなりました。

現在開催されているツール・ド・フランス
その ツール・ド・フランスを走る2チーム、トタルエネルジーと アスタナ・プレミアティクが使用する Wilier Zero SLR

世界最高峰のレースを走るZero SLRの特徴を受け継ぎつつ、乗りやすさとコストパフォーマンスに優れた新世代Zeroシリーズの第2弾 Wilier Zero SL を納車させていただきました。

ハンドル周りは特殊なヘッドセットを用いることにより可能な限りスムーズにフレーム内部にワイヤーを導く構造になっています。
見た目もとてもスマートです。

フロントフォークとシートスティは風抜けが良い幅広のクリアランスを保っており、28Cのタイヤも余裕をもって装着できます。

ブレーキローターは必要十分なストッピングパワーを示しつつ、軽量化にも貢献する14インチローターを採用してあります。 全てのフレームはエアロダイナミックスに最適化されており、シートチューブから伸びるシートポストも言うに及ばずカムテール形状です。
主要コンポーネントは ULTGERA  Di2 普段にも使え、レースにも十二分に対応できる申し分ない仕様です。

S井様 ありがとうございます。
ご一緒に走れる日を楽しみにしております。

新3時間耐久ロードレース in HSR

昨日はお休みをいただき新3時間耐久ロードレース in HSRに参戦してきました。
走り始めは生憎の雨模様で路面はウェットでした。

3時間の長丁場ですので集団は安全優先に走行。
1周目はオートバイが先頭を引き、ローリングスタートという形式。
※写真はYariiさんより

しかし、路面が滑りやすいこともあり、コーナーでの落車、ペダルをヒットさせる選手達がいたりして巻き込まれやしないかと冷や冷や者でした。

中盤を過ぎる頃になると雨も止み、路面も乾いてきて

少しづつ集団もピリピリしてきました。不意にスピードが落ちる時があり、そんな時はふっと前に出て集団の先頭にでて前を引いたり集団の中で風を避け体力を温存しながら最終盤に向かいました。フィニッシュに近づくにつれ40km/h以上の速度で巡行して、最後のスプリント開始!思った以上に足が残ってなく、全体で10位の結果でしたがノービスでエントリーしていましたので年代別で表彰台に上ることができました。昨年よりコロナ禍で多くのイベントが中止、延期となっているなか、緊急事態宣言の解除を受けて少しづつですが開催の動きも見られます。

今まで普通と思っていたイベントが開催され楽しむことができるのは、こんなにも喜ばしく嬉しいこととしみじみ感じております。

当店の走行会もそろそろ行う予定ですので、ご都合が合えばご参加ください。
改めて告知いたします。

RIDLEY Noah Disc

自転車競技を国技とするベルギーで1997年に誕生したブランド、RIDLEY(リドレー)。数々の栄冠と実績を勝ち取った本場のロードバイク。
その中でも RIDLEY 史上最速のオールラウンドエアロロード Noah Fast Disc を納車させていただきました。構成部品類が全世界的に品薄ななか、代理店が提案するBike Craft を利用して何とか組み付ける主要部品を取り揃えることができました。RIDLEYの研究開発エンジニアが今もっているテクノロジーを全てつぎ込み新たに構築したこのNoah Fastの技術の一端をご紹介するとF-Steerer & Cockpit


ケーブルをフル内蔵するF-Steererと専用コックピットの採用によりケーブル類は完全内蔵化を実現。コックピット周りで発生する空気抵抗を低減し、ハンドリング性能を向上しました。

F-Surface Plusヘッドチューブ、ダウンチューブ、フロントフォーク、シートポスト、コラムスペーサーに設けたF-Surface Plusは整流効果のある小さな乱気流を生み、チューブ表面に沿って気流を整えることで空気抵抗を最小限に抑えます。

F-Wings
フォーク先端のF-wingsはホイール回転時に発生するフォークブレード周りの乱気流を抑えます。

F-Tubing
目に見えないフレーム材料の特徴としては、弾性の異なる 50T/40T/30T HMカーボンを適材適所にレイアップして、フレーム、フォーク、コックピットなどを専用設計することで、前モデルと比較して250gもの軽量化を達成しました。
今回のオーナー様には
パワーメーター内蔵のシマノ FC-R9100-P をクランクにインストールさせていただきました。

28Cのチューブレスタイヤと合わせて乗り心地も申し分なく、
イーブンペースで楽しむロングライドからレースイベントまで幅広く楽しめる一台にしあっがったこと間違いありません。S塚様 ありがとうございました。
開発に携わったグライペル(プロ選手)のごとく力強いライディングを楽しまれることでしょう。

限界を見極めろ

当店においても数年前よりディスクブレーキを装着したロードバイクの納車割合が増えてきています。

1年半月ぶりにロードバイクの点検にいらしたお客様で『これは、ヤバかった!』という状態の方がおられたのでご紹介です。

ディスクブレーキをご使用の方々、ブレーキパッドの消耗は気にされているでしょうが、ディスクローターの消耗はどうでしょうか?
日頃より点検されていますか?

シマノのマニュアルにも
ディスクブレーキローターの厚みが1.5 mm以下の場合は使用しないでください。アルミ面が出てきた状態(上位機種は3層構造になっている)でも使用しないでください。ディスクブレーキローターが破損して転倒し、重傷を負う可能性があります。
と記述があります。上位モデルのディスクローターは放熱が高いアイステクノロジーの構造になっており、熱伝導が高いアルミ材の表面に耐久性を持たせるためにステンレス材を張り付けてあります。右が新品のローター、左が使われ過ぎたローターです。
使われていたローターの裏面を確認すると。。。
今にも中のアルミ材が見えてくるほどに消耗していました。

気になるそのローターの厚さは指でなぞっても段差が容易に確認でき、ノギスで測定すると1.5mmを切るほどでした。
シマノのローターは新品の状態で1.8mmの厚さがあります。
(各社で若干ローターの厚さは違ってきます)

表面のステンレス板が削れてしまって、内部のアルミ材だけでハードブレーキを掛けてしまったらどうでしょう。。。
強度が低いアルミ材故に。。。

今回のお客様はブレーキパッドの消耗限界を超えた状態で使用されていたので、ローターへの攻撃が通常より増したものだと考えられます。
しかしながら、ブレーキパッドも消耗品ながら長い目で見るとローターも消耗品の類です。
ディスクブレーキ車をご使用の方で気になる方はお付き合いがある専門店へご相談ください。
手遅れになる前に!

初めての一台が

ここ数か月は全世界的に部品や完成車の供給が不安定で、国内在庫もかなり厳しく、思うようにスポーツバイクを選ぶことが難しい状況です。
その中で、店頭にこれは!というモノがあれば儲けものです。生活の足としても使え、趣味としても有意義に使えるスポーツバイクを考えられているお客様に、店頭在庫のなかから意に適ったロードバイクをお選びいただきました。
エディー・メルクスからマルコ・パンターにまで乗っていたイタリアのブランド
ARRERA(カレラ)のVELENO(ヴェレーノ)を納車させていただきました。
初めての本格的スポーツバイクということでしたので、最初からビンディングペダルは。。。と思われていましたがこちらの Cleat Adapter をご提案させていただきました。
シューズに取り付けるためのクリートをこのアダプターを取り付けて、ビンディングペダルに装着するとフラットペダルと同様に使うことができる優れものです。 踏み面が広くなり、滑り止めの突起が付いているので普段のスニーカーでも安心して踏み込むことができます。

S見様 ありがとうございます。
Cleat Adapter を早々に卒業され、次のステップへ進まれることを楽しみにしております。

大切な愛車は末永く

ヒルクライムを頑張ってらっしゃるお客様が、

愛車が酷いことになっている。。とご相談を受けてお預かり、修理させていただきました。左側シートステイの赤丸部分がその箇所です。
ぱっと見はわかり辛いですが、目を凝らしてみてみると痛みは思った以上に深刻なようでした。お預かりして、フレーム単体にバラし 専門修理業者 に見積り依頼してみると、予想以上の高額な修理費用に修理は諦められるかもしれない。。とご連絡すると、
即答で修理します!とご回答をいただきました。

そして、待つこと数日間
破損した箇所がどこだか分からないほど綺麗に再生されて戻ってきました。
何とか 今年一番の目標とされるレース に間に合って安心しました。

このコロナ禍においても今のところ開催されるようです。
納得いかれる成績の報告を期待しております。

洗車de募金

先のセキアヒルズMTB2時間耐久の会場にて行わせていただいた「洗車de募金」の収益の半額を熊本城災害復旧支援金として納めさせていただきましたので、ご報告いたします。 秋の大会会場でも洗車de募金をおこないますので、皆様ご依頼のほど、宜しくお願いいたします。

MERIDA SCULTURA

コロナ禍のなか、世界的な需要の増加に生産体制が追い付かず車種選びにおいて、お客様にはご不便をおかけすることが多いところですが、奇跡的に気に入った車種をお選びいただき、納車することができました。

ビギナーから世界で戦うプロレーサーまで、あらゆる要望に応えうるラインナップを誇るMERIDA(メリダ)の自転車。
軽さを求めるキャリパーブレーキから過酷なコンディションでも安定したブレーキ性能を発揮するディスクブレーキモデルを取り揃えております。
SCULTURA RIM 4000
バーレーン マクラーレンカラーのモデルをご購入いただきました。
他のブランドには見られない ヴィヴィットなカラーに一目惚れされたようです。
T高様 ありがとうございます。
少し遠方でしょうが、愛車でご来店される日を楽しみにしております。

SCULTURA DISC 4000Shimano油圧ディスクブレーキとCF2カーボンフレームを採用したオールラウンドバイク。軽さもさることながらタイトな下りの高速コーナーでも余裕のアドバンテッジをもってライディングできます。
K賀様 ありがとうございます。
心配になるほど既に乗り込まれているようです。
コロナ禍が落ち着いたらショップライドにもお越しください。

セキアヒルズカップ 2021 春大会

日曜日はセキアヒルズカップMTB2時間耐久 の スタッフと レース後の『洗車de募金』のために午前中頑張ってきました。
このコロナ禍において無事に開催できたことに安堵と喜びを感じました。

今回のコースはいつもとは逆回り(時計周り)のコースレイアウトでスタートは急きょ決まったル・マン式でした。ル・マン式とはスタートエリアに自転車を予め配置して、離れた場所より選手はスタートして駆け寄り、自分の自転車に跨りレースを開始する方法です。 初めての試みながらも皆さんおおむね好評(?)のようで、わいわい言いながら皆さん森の中のコースへ消えていかれました。 きついながらも楽しんで走られている選手の皆さんを見ていると応援するばかりでなく、走りたくなりますね。
レース後は『洗車de募金』を開催し、多くの台数のご依頼をいただきました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
次は秋の大会、コロナを気にすることなく早く元気一杯やれることを願っております。

エアロロードのフロントランナー

今年のツール・ド・フランスで台風の目、優勝の最有力候補とされるチーム、ユンボ・ヴィズマ。
そのチームが採用するエアロロードのフロントランナー『Cervelo S5 Disc』を納車させていただきました。

ダウンチューブ、シートチューブ、フロントフォーク、フレーム各部は極限まで空力を追求するためにタイヤとの乱気流を抑えるギリギリの設計になっています。そしてひときわ目を引くのが、他車に類を見ないY型の専用ステム。エアロダイナミックスの向上に大きく貢献している。
その内部構造も独特で複雑でありながらも後々のメンテナンスを考えた作りになっています。
もちろんシートクランプはインテグレーテッドデザイン、隙のない仕様です。
N石様 ありがとうございます。

ご一緒に走れる日を楽しみにしています。