この大会は一日のうちに100分、200分の耐久レース、ダウンヒル、キッズレースが開催される九州では最大級のMTBイベントです。メーカーの試乗車ブースや小さな飲食店が出店が出店されて一日中楽しむことができます。

私が参戦したのは200分の耐久レース。限られた時間でどれだけ周回できるかを競うレースです。

一般的に言われるフィティングサービスとは
ライダーの身体に自転車を合わせ、ストレス無くより快適にライディングができるようになることを目的としたサービスです。
新しく手に入れられたDiscブレーキタイプのロードバイクと従来より乗られているロードバイクの2台を合わせてフィティングサービスのご依頼をいただきました。
フィティング(調整)する箇所は サドル高、サドル前後位置、サドル向き、クリート前後位置、クリートローテション、足の傾き、左右脚長、スタンス、ステム長、ハンドル上下、ブラケット向き等々、多岐に及びます。
2台続けてのフィティング作業ですので4時間超の時間を要し、思った以上に集中力を要しました。
実はフィティングの後の項目がとても重要です。
当店のフィティングはポジションを導き出した後のレクチャーに特徴、重きを置いています。
完全にストレスが無い理想的なポジションが導き出せたとしても、それを操るライダーの動きに問題が有ったら導き出されたポジションも台無しです。
どのようにペダリングしたら良いのか、どの身体部位を使ってペダリングした方が効率的なのか、使うべき筋肉を使えるようにする幾つもの基礎ドリル。
フィティングの後にそのようなレクチャーを合わせて提供しております。個人的にはフィティング作業よりもこちらが重要とも考えております。
T川様、来るべき目標とされるレースで納得できる成績を期待しております。
天候は生憎の雨模様。なかなか準備がはかどりません。
試走を終えスタート時間を待つ間も一向に雨は止むことはなく、
雨に凍えながら号砲を待ちます。
スタートはスムーズで大きな落車もなくレースは進みました。
数周回するうちに長い上りで集団は小さくなり、気づいたら他のメンバーが見当たりません。
最終回には私とN嶋さん、他の選手の4,5人のグループになり、これはチャンスとN嶋さんのアシストに徹することにしました。
バーレーン メリダ チームが主力バイクとして使用していたセミエアロ形状の軽量オールラウンドモデル SCULTURA TEAM-E をフレーム載せ替えで納車させていただきました。
MERIDA旗艦モデルのテクノロジーを余すところなく投入
・NACA FASTBACK PROFILE
・INTERNAL CABLE ROUTING
・CARBON FORK
・NANO MATRIX CARBON
・X-TAPER HEADTUBE
・FLEX STAY
・AWS – ANTI WRINKLE SYSTEM![]()
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ディスクブレーキ仕様が台頭しつつある昨今でも、十分なアドバンテッジを保てるモデルです。
フレームカラーは鮮やかなバーレーン国旗をオマージュにしたビビットなレッドが目を引き、やる気を掻き立てますね。
更なるレベルアップを目指し、来るべき日に向けて頑張られる姿を応援してます。
T上様 ありがとうございます。
気に入った愛車を大切に数年乗られていましたが、トラブルに遭われた際に気分を一新するために自転車のオーバーホールとフレームの再塗装を承りました。
日頃より競技も含めサイクリングでよく乗られていたので、年月による色褪せが生じていました。
塗装工程に出すこと数週間、紫外線による色褪せを極力生じさせないように下地を塗りその後にホワイトとネオンピンクを3度塗りすることにより、以前よりは深く眩く輝くような新たなネオンピンクの車体に仕上がって気ました。
傷んでいたサドルも新たに新調していただき、
新車の輝きと各部のスムーズさを取り戻した愛車に大変喜ばれていました。
気に入ってた愛車はいつまでも大切に大事に乗ってゆきたいものですね。
自転車は恐れずに言えば、楽しく、快適に、速く移動できる「道具」です。
道具は使っていればおのずと消耗し傷んできます。
時には傷ついたり、色褪せたり。。。
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購入より幾度も手を入れられ、メンテナンスをされていましたがフル オーバーホールついでにフレームのリフレッシュをご依頼いただきました。
リフレッシュ作業をするフレーム単体の写真がこちら
BB周辺に大きくカジリ、傷みが見られます。
そして幾つかの工程の後、
出来上がってきたフレームがこちら
BB周辺を滑らかにきれいにするとともに、イメージチェンジでロゴをステルスカラーから大人しく主張できるグレーのロゴカラーに変更されました。
オーバーホールで各部の部品も交換、調整が済み
まるで新車のような装いになりました。
気に入ったモノはいつまでも永く大切に使いたいですね。
今回はMTB、それもフロントとリアにサスペンション機能を備えたいわゆるフルサスペンション モデルの整備を承りました。
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レースなどのガチなイベントには出場される予定はないですが、日頃より通勤にも使われるつもりですので、徹底的にトラブルを排除したいというご要望です。
フルサスペンションはその構造上、リアのリンク機構が幾つも存在します。
それぞれにベアリングが打ち込まれていたり、ブッシュにより摺動性(しょうどうせい)が高められています。
それらを一つづつバラシ、清掃、グリスアップして本来の動きを長期間保つように作業しました。
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ライディングに最も影響を与えるフロントサスペンション
アウターレッグを取り外し、異物が混入していないか確認。
長年使われて古くなっていたサスペンションオイルを新しいモノに入れ替えました。
安全に直結するブレーキパッドとブレーキオイルももちろん交換。
タイヤも新しいチューブレスレディータイプに交換していただき、新車のような輝きと動きを取り戻しました。
これで安心して暫くは乗っていただけるはずです。
M田様 ありがとうございました。
最近、ロードバイクのメンテナンスのご依頼を多くいただいていますが、
今回は続けてMTBのメンテナンスのご依頼をいただきましたのでご紹介です。
ハードに使っている機材こそ定期的なメンテナンスが欠かせません。いざと言うときにトラブルに見舞われると自分の身に危険が降りかかってくることも考えられます。
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MTBライドを好まれているコチラの方のフロントサスペンションのオーバーホールを承りました。
動きが渋く、特に冬場の低温になると全く機能しないとのお話でした。
図面を引っ張り出し、構造を理解した後に分解してみると
内部に水の侵入が見られました。水玉状に見える液体がそれです。
ダストシールの経年劣化が一番の原因と考えられます。
目視で見ても内径の違いが確認できますね。これでは。。。
新しく取り返させていただきました。
作業が終わり、お渡しするときに「新品のようになったね!」と喜ぶお声を聴けてうれしくなりました。
自転車は様々な機械要素で構成されています。
その集合体は必ず摩耗や経年劣化、馴染みによる不具合が発生します。
ですのでメンテナンスは絶対に欠かせません。
最近、何か変だな、動作がおかしい、異音がする等々 気になることがあったら早めに処置(修理、調整)を施すことが自転車を安全に楽しむことができる一番の対策です。