23日、26日は天気が思わしくありませんでしたが、皆さんで元気に走ってきました。
冬場は寒さに負けて家にこもりそうになりますが、皆と一緒に走り出すと楽しさで寒さも忘れてしまいます。
寒い時こそじっくり乗り込み地脚を付けましょう。
きちっとした防寒対策をおこなっていると、汗もかかず程よく温まり、暑い夏上にい快適に走れます。
今からどんどん寒さも厳しくなってきます。冬の対策にお悩みの方、どうぞご来店くださりご相談ください。
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写真でつづる T・D・おきなわ②
レース当日、早朝5時
ホテルはツール・ド・おきなわ 参加者のために特別に朝食を準備してくれる。起きて直ぐなのであまり食欲は無いが、レースのことを考えると腹を満たしておく必要がある。
100km参加者はレンタカーを使いシャトルバスが出るオクマリゾートまで移動。
私は140kmにエントリー、スタート時刻まで十分に時間があるので31kmをアップがてら自走で移動することにした。
次、会うのはレース後。
皆どんな顔でゴール地点で会うことができるのだろうか?
自走で31km先のスタート地点へ向かう。この日は北風が強く到着するのにいつも以上の時間を要した。着いてみると既何台もの自転車が場所取りしてあった。(汗
暫くするとヘリコプター羽切音が上空で聞こえ出した。
するとチャンピオンレース210kmの先頭集団が現れる。
小人数の逃げグループのようだ。
10分以上経過したころだろうか、チャンピオンレース210kmのメイン集団が通過する。向かい風のなか今後の展開を考え有力どころは力を温存しているのだろう。
70kmも走っているとは思えない軽いペダリングで、大集団はあっと言う間に見えなくなった。
その後、市民レース210kmの集団が通過し、いよいよ自分達 市民レース140kmの戦いの開始だ。
スタート地点へ移動。後ろを振り返ると400人以上のレーサーが整列している。
圧巻だ。
スタート時刻9:20分に向けてサイコンのスタートスィッチを押す。
緊張とともに心拍数が上昇してきた。後はベストを尽くすだけだ。
スタートして6km足らずで最初の関門、普久川ダムの上りに突入。平均勾配5%、6kmほどの上りだ。この数字だけみると大したことは無いが、実際は緩急がある坂で10%の勾配がところどころ出現し、ライダーにとってはインタバールがかかる走りを必要とされる。
先頭が見える位置取りで上りに入り、徐々に後ろへ下がってゆく作戦。
マイペースを守り、最後でなんとか集団の後ろにしがみ付けばダメージ少なくクリアできるだろうという思惑だ。
さぁ、今年のレースはどうなるのか。
写真でつづる T・D・おきなわ①
11月12日は今年、一番の目標としていたT・D・おきなわ でした。思うような結果は出せませんでしたが幾つかの写真で振り返ってみようと思います。
福岡空港でチケット受け渡しに少し手間取ったが、航空カウンターでは自転車の預け入れは極めてスムーズ。この日はT・D・おきなわ に向けて利用するサイクリストが尋常じゃないくらい多いので、グランドスタッフもいつも以上に手際が必要とされる。
福岡空港から2時間足らずであっと言う間に那覇空港に到着。
肌寒かった九州とは少し違い半袖でも十分快適。さすが南国、沖縄。
無事に荷物(自転車)を受け取りレンターカーにて T・D・おきなわ 会場の名護市へ向けて移動開始。今回は普通免許でも運転できる10人乗りのレンタカーを調達。
それに9台の自転車と荷物を積み込んだ。ぎゅうぎゅうだが何とか乗車。
名護市へ移動中、いつも立ち寄っている読谷村の食堂で腹ごしらえ。
おばーが切り盛りする大衆食堂。

お値段と、味もさることながらこのボリュームに圧倒される。
軟骨、ソーキソバ。
これで明日のレースも頑張れそうだ。
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さて、名護市の会場に着いたらさっそく受付。
少しずつ緊張が高まってゆく。
会場は幾つものメーカーブースが出店。他に食べ物、グッズも販売されていて賑わっている。ちょっとしたお祭りのような感じだ。
100kmの参加者は自転車を前日に預ける必要がある。
大会側でスタート地点まで運んでくれる段取りだ。当日は着替えなど最低限の荷物でスタート地点まで移動すればよい。
今年一番の
ANCHOR展示会
昨日は、ようやくと言いますか、やっとと言いますか こちらのメーカーの2018年モデル展示会へ行ってきました。
上位機種のRS9、RL9、RL6から派生させたRS8、RL8、RL3と実車展示があり、詳細の説明がありました。
それと合わせ同時に発表されたのが
こちらの25周年モデル

リアルアルナンバー付きで限定50台、Di2対応でBBもラグで繋いでありました。
BRIDGESTONE ANCHOR 派手さは無いが、ジャパンクウォリティーでお勧めできるスポーツバイクであります。
12月3日までご注文いただきますと若干ですが特典がございます。
カタログが店頭にございますので、ご来店いただき是非ご検討ください。
2017 ツール・ド・おきなわ
FELT FR1+Pioneer
FELT FR1を納車させていただきました。
〇
FELT、名前は良く聞くブランド名ですが、いったいどんな特徴があるブランドなのでしょうか?
1980年代、モトクロスのメカニックだったジム・フェルトが当時のスーパースター、ジョニー・オメーラのためにトライアスロンバイクを設計したのがFELTの始まりです。
製作にあたり、空気抵抗の削減とライディングスタイルの最適化を重視し、幾度も風洞実験を重ねて驚異的な性能を誇るバイクを誕生させました。
月日が流れ、現在ではツール・ド・フランス、世界選手権、オリンピック、アイアンマンで多くの勝利を獲得する世界で最も尊敬されるブランドの一つのなっています。
そして、近年はカーボン生成方法を改良し、数年前までトップグレードにしか採用されていなかったカーボンを惜しみなくローエンドモデルに採用し、FELTバイクの性能を飛躍的に向上させました。
今、またさらなる進化を続けています。
そのなかでFRシリーズは完全無欠のオールラウンドピュアレーサーです。どんなレースシーンでも100%のパフォーマンスを発揮する快適性と路面追随性を合わせ持ち、FELTの歴史で最高と自信を持って言えるロードレーサーに仕上がっています。
ブリッジレスのシートステーにより、設計の自由度が上がり、垂直方向の柔軟性と横方向の剛性が非常に向上しています。
最新のポジショニング理論により従来から比べヘッドチューブ長を変更し、より多くのライダーにフィットするように最適化されています。余計な力を使わない効率的なライディングポジションを作り出せます。
UHC Advancedのフレームは60tのハイモジュラスカーボンと、新構造の革新的マテリアル TeXtreme を加えることで、より軽く、強度を増すことに成功しています。ミドルグレードながらトップグレードに迫る軽いペダリングを獲得しているのです。
このFELT FR1に乗られるオーナー様は、従来からお持ちであるバイクからコンポーネントを移植されたのですが、一つだけ大問題が発生しました。
それはこちらのお客様が
Pioneer ペダリングモニターシステムをお使いだったのです。
昨今のピュア ロードバイクに特徴的なのは、BB周辺の剛性を確保するためにチェーンステーにかけて非常にボリュームがある設計がされています。
そのため、このFELT FR1においても
BB付近のボリュームのため、シマノ製のBB下のダイレクトマウントブレーキを用いると、どのようにしても左クランクに貼り付けられたペダリングモニターセンサーに干渉してしまいます。(悩
右側だけのペダリングモニターセンサーですと、そういった不具合は生じないのですが、どうしても左右両方のセンサーを取り付けたい意向をお持ちでしたので、幾つかダイレクトマウントブレーキを取り寄せ実際に取り付けてみました。
そして、やっと
なんとかセンサー部に干渉しないモデルが見つかり、取り付けに成功した次第です。
ただ、ブレーキの制動性能は・・・
それでも、オーナー様にはご満足いただき、次のレースに向けてモチベーションを高められています。
乗り心地、操作性はとてもソリッドできびきび走り、期待した以上の剛性感で非常にご満足いただいているようです。
N山様 短時間高強度のレースばかりでなく長時間耐久レース等も是非挑戦されてみてください。ありがとうございました。
ツール・ド・おきなわ 対策
昨日は次の日曜(12日)に迫ったツール・ド・おきなわ に参戦されるための方々に走っていただきたく、ショップ練ロングでした。
朝はかなり冷え込んで北風が強く、3連休の中日と言うこともあり集まりは少なかったですが、気が付いたらいつものように14名ほどの人数になり元気に走ってきました。
熊本の金峰山方面へは追い風も手伝い40km/hで巡行。あっという間に折り返し地点の峠の茶屋に到着。その後は向かい風のなか皆さんと助け合って頑張って帰ってきました。
12日(日曜)はいよいよ一年の集大成 ツール・ド・おきなわ です。
今年は大人数での遠征になり、とても賑やかになりそうです。
11日(土曜)~13日(月曜)はツール・ド・おきなわ 参戦のためお店はお休みになります。
ツール・ド・おきなわ HP:http://www.tour-de-okinawa.jp/
ツール・ド・おきなわ 大会ニュース:http://t-d-okinawa.jugem.jp/
2017 松野四万十バイクレース
日本最長の長距離MTBレース 松野四万十バイクレース(MSBR)に参戦してきました。このレースは長距離MTBレースでありながら、2~4人でチームを組んで一緒に走行してゴールするというチームレースでもあります。
台風襲来と悪条件のなか、コースを大幅に変更しての開催となりました。
コースは変更になったものの定刻の5時30分に松野町 道の駅「虹の森公園」を一斉にスタート。
私達のチームはSDA in 王滝で毎回抜きつ抜かれつのレースをしている長野県白馬村在住の Vaughanさん、 Albertさんと私の三名の構成で挑みました。チーム名、『Team Hakuba Goryu』彼らの住んでいる場所にちなんだチーム名だ。
レースで競い合うライバル達、お互いにどれだけの脚があるか分かっている。このチームなら状況によったら上位を狙えるかもしれない(上位を狙おう)と意気込んで参戦したのでした。
スタート直後、暫くは様子見のパレード走になるかと思いきや、チームメートの Albertさんが先頭を引き出した。私とVaughanさんも後を必死で追う。
このMSBRのルールとして、チーム纏まって走行することが条件となっている。バラバラに走っているところをオフィシャルにチェックされたらペナルティーが科されるのだ。私も時折先頭に出てグループ走行に徹する。
細い県道の山道に突入した。後ろを確認すると集団ははるか後方、バラバラになっていた。先頭グループは私達 Team Hakuba Goryu と ナショナルチーム(世界戦MTBマラソンに挑んだメンバー構成、池田選手、門田選手、西山選手)の二チームになっていた。
私はスタート直後から飛ばし過ぎたのか私の調子が上がらない。まだまだ先は長いのでチームメイトに少しスピードを落としてもらうことにした。二人はもっと先を急ぎたがっていたが。
スタートして7km、標高400mの峠に到着。コースはここから3kmほど一挙に下る。深い森のなか。周囲はまだまだ闇夜に包まれ、路面も濡れていて最新の注意を払いながら下ってゆかなければならない。ガードレールなど無いのでオーバースピードでカーブに入り転倒でもしたら谷に転落する危険性がある。
ライトの照らす狭い範囲に目を凝らしながら慎重に下って行った。
下り切った所で、驚いた。
少し前を先行しているはずのナショナルチームに追いついたのだ。並走しながら尋ねるとライトが暗すぎてスピードが出せなかったそうだ。
ナショナルチーム、準備不足だな。。。
勝機があるかもしれない。
Team Hakuba Goryuチームメンバーは志を高く保つことができた。
今回最大の上りポイント目黒林道(6km、勾配6~7%)に突入。暫く並走していたもののナショナルチームに少しづつ間を開けられだした。ジリジリと差が開いて行く。
しかしちょっと頑張れば未だ手の届く範囲でもある。焦るな焦るな、自分に言い聞かせた。まだまだ先は長い。
目黒林道頂上にある第一チェックポイントに到着。ようやく空が白み始めた。雨は相変わらず強いままだ。チェックポイントのスタッフに先行しているナショナルチームとのタイム差を尋ねる。1分くらいかな? すぐそこですよ。
30分以上上ってきているのに、それだけしか差が開いていないので勝機は確実にある。私達は補給もそこそこに先を急いだ。
三つめの小高いピークを過ぎたら第二チェックポイントの松野南小学校へ向け7kmのダウンヒルの開始。雨は強くなり、轍は川のようになっていた。
砂利、荒れた林道を高速で攻める、攻める。
調子良く半分ほど下った時だった、真新しい鉄製のグレーチングが目に飛び込んだ。直線基調だからそのまま勢いでクリアできると勢いを殺さず突っ込んだ。
次の瞬間、路面に叩きつけられていた。
急いでMTBを起こそうとする、が無情にもそれは叶わなかった。
ハンドルを止める二本止めのステムボルトが破損していた。。。
焦る、焦る。
一緒に下っていたチームメイトも急いで戻ってきて、何とか対処できないか考えた。MTB本体に使えそうなボルトが無いかどうか?
探しても探しても使えそうなボルトは存在しない。機能的なスポーツバイクは余計なモノはそもそも使われていないのだ。
格闘すること数十分、私達Team Hakuba Goryuはレースを降りる決断をした。
悔しい、歯がゆい。
何にもまして一緒に頑張ってくれたチームメイトに申し訳ない。
口数少なくとぼとぼと歩いて下って行った。
アルティメイトクラス総合優勝は昨年に続きナショナルチーム。
来年はできる事ならこのチームに少しでも近づきたい。
Team Hakuba Goryuは彼らのフィニッシュする姿を見ながら心に誓ったのでした。
ロングライダァスに憧れて
ロングライドを楽しみたい方、お二人を二週続けてBIKE FITさせていただきました。
一人の方は膝の痛みとお尻の痛みを訴えられました。
ご自分でお尻の痛みを軽減するためにソフトなサドルの上に、更にスポンジ入りのカバーを用いられていました。
根本的なポジションを確認するとサドルが低く、ハンドルが非常に遠い、ハンドル幅が広すぎる事が確認できました。それに上体、腰回りのの柔軟性が低い傾向が見られました。
とりあえず厚すぎるサドルカバーをはぎ取り、適切なサドル高とステム長にフィティングするとお尻の違和感は軽減されたようでした。厚すぎるサドルはペダリング効率が悪くなるばかりか、その他の弊害も誘発させかねません。
内反足も酷く、ITS(In-The-Shoe)ウェッジ を用い矯正させていただきました。

もう一人の方は
購入して3か月余りでした。こちらの方もロングライドを快適に乗りたいとのご要望でした。乗り始めて日が浅いこともあり、どのように乗ったらいいのか、ポジションが適切かどうか悩まれているようでした。そこまで極端なポジション変更はありませんでしたが、右膝の内転をITS(In-The-Shoe)ウェッジで補正し、効率的なペダリングの習得方法をお伝えいたしました。

お二人とも今後どんどんロングライドにのめり込まれてゆくことでしょう。
何(カ)様、李(リ)様 遠方にお住まいながらご来店していただきありがとうございました。




