今年も各メーカー、代理店が取り扱うニューモデルの展示会が始まりました。
これから毎週のように何かしらの展示会が関東、関西で開催されます。
さて、今回はこちらのブランドの展示会へお邪魔してきました。
新しいモデルの説明から
今後一般的になるであろうデバイスの取り扱いまで
もう一件はこちら

知り得た情報や技術を皆様に還元していければと考えてます。
梅雨が明けたら あ の ギラギラした汗が滴り落ちる夏がやってきます。
蒸し暑い季節でも発汗蒸発を助けてくれるインナーや、日焼け止めを施し快適に走りたいもの。
でも、つい忘れてなおざりになる箇所があります。足下です。
冷たい冬も暑い夏も同じソックスをお使いではないですか?
そして、ペダリングの効率的なダイレクト感を求めたいなら薄手のソックスが良いです。足下も涼しく快適に、ダイレクトな踏み心地でカラフルでお洒落なソックスが入荷して来ました。
色とりどりで綺麗なバーテープを数多くラインナップしているSUPACAZ(スパカズ)から夏に打って付けのCool Airという通気性を高めるテクノロジーを用いたソックスが発売されました。
ソックスのラインアップはシンボルマークである麻の葉を敷き詰めたAsanohaデザインとSUPACAZロゴ、そしてカタカナのスパカズを後方に記した3種類になります。
SUPACAZ SUPA SOX 価格:1,512円(税込)
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もう一つ準備させていただいたのが fi’zi:k (フィジーク) RACING SOCKS です。このサマーソックスは、抗菌処理されたライクラ&Q-Skin混紡のシームレスメッシュで、通気性がよく速乾性に優れてい ます。適度な締め付けのアナトミックサポートデザインで長距離ライドでも疲れを軽減します。

背面に記された『:k(ドットK)』の文字がお洒落ですね。
fi’zi:k RACING SOCKS 価格:1,645円(税込)
2018年、かつて軽量バイクの代名詞となっていたSCOTT ADDICT(アディクト)が設計コンセプトを変更して生まれ変わりました。
今までの軽量レーシングバイクはADDICT RCへ
そしてADDICTはコンフォートジオメトリーを導入して乗り味を良くしたツーリングにも使えるENDURANCE ADDICT へと進化したのです。
ADDICTのジオメトリーはライダーの上半身が、やや起きるように設計されて長時間走るライダーの首や背中にかかる負担を軽減してくれます。
トップチューブエリアとシートチューブエリアは強度を持たせつつも快適性をもたらすために、路面からの衝撃に対しフレームが柔軟にたわむ構造になっています。
ブレーキキャリパーの制約がありますが、フレームクリアランスは32Cのタイヤまで装着できるように想定してあります。

基本コンポーネントはShimano Ultegra R8000で構成。
お気に入りの黄色の配色がマットなフレームカラーにアクセントを加えています。
I口様 ありがとうございます。

新しく生まれ変わり、機動性と快適性が別次元に昇華した ENDURANCE ADDICT を思う存分ご堪能ください。
走りに直接影響するパーツで費用対効果が高いモノはタイヤの次にホイールでしょう。しかし、消耗が激しいタイヤに比べホイールは傷んだからと言って次々に交換はできないモノです。そもそもそんなに傷まないし・・・
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近年はメーカーが予め設計して組み上げている完組ホイールが主流ですが、当店ではおかげさまで手組のホイールを購入いただく割合が多いところです。
ご自身の脚質、体力を理解しているサイクリストなら、それに合ったホイールを予算のなかで仕上げることができます。
また、基本的に比較的入手しやすい部品で構成してますので、いざ部品が破損したときは修理が容易にできるという利点もあります。
末永く自分だけのホイールとして付き合って行く方にオススメなのが手組のホイールです。
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MTBホイールにおいてもワイドなリムが有効と考えられています。
前のモデルからリムデザインを見直すことにより5mm幅広になりながらも従来と変わらない軽さを手に入れた
STANS NO TUBES ARCH MK3 27.5 で組ませていただきました。
今後のグレードアップも考慮に入れられ、ハブはXTで構成。
費用を抑えながらも軽さや剛性を確保。
実際走行されたなら、その軽快さに驚愕されていました。
もちろん、このSTANS NO TUBES は ビード ソケット・テクノロジー リムデザイン(BST)で専用のリムテープ、バルブそしてシーラントを使用することでチューブレス・レディーとして使用することができます。
K原様 ありがとうございます。次のフレームに乗り換えられた時は合わせてホイールのグレードアップもご検討ください。
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本番の自転車イベントでも、普段使いでも気軽に使いたいとのご要望を受けてこちらのホイールを組ませていただきました。
軽量かつ重量バランスに優れた溶接ジョイントを採用した、ハイグレードアルミ合金モデル、DT SWSS RR411 に高速時に影響を与える転がりの肝、ハブにはDURA-ACEをチョイスいただきました。
後輪にはスポークテンションの最適化を狙って左右非対称のアシンメトリックリムを採用。
このDT SWISS RR411 リムもそのテクノロジーによりチューブレスレディーとして使用可能です。
外観や重量的には質実剛健と言ったところでしょうか?

K田様 ありがとうございます。
秋に向けた自転車イベントやレースでの活躍を期待しております。
クレイバー(賢い)逸品が入荷しました。
それが、こちら!
えっ、ただのタイヤレバーじゃん。
とお思いでしょうが、これがあるものに使えるのです。

自転車に乗っているとキレイな風景に出会ったり、訪れた記録として写真を撮る機会が多いと思います。そこに愛車だけでなく自分自身も一緒に写したいもの!
でもどうやってスマホを固定したらいいのか・・・
そんなときに限って周囲に適当な固定物が見つからない・・・
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でも、これを持っていれば心配はありません!
こんな向きでも
こちらの向きでも
確りとスマホを固定してくれます。もちろんパンクした時にはタイヤレバーとしても大活躍!
Cleverなタイヤレバー、如何でしょうか?
今なら各色取り揃えています。
Clever Standardタイヤレバー 価格:972円(税込)
MERIDAが2018年モデルとして先進的なモデルとして世に送り出したフィリーダムマシーン、SILEX(サイレックス)9000 を納車させていただきました。
今までにない自転車の可能性を広げるこのSILEXは個人的にも非常に気になっていたモデルであり組み上げる時からワクワクが止まりませんでした。(笑
SILEXは今までにない設計思想で、ロードバイクでもない、シクロクロスバイクでもない、MTBでもないカテゴリーの新設計、新ジャンルのバイクです。
気の向くままに行きたい方向に向かって時間を気にせずに走ることの素晴らしさ。言葉にはできません。そんなライディングを楽しみたいならSILEXこそが最高の相棒になります。MERIDA史上、もっとも多目的で快適性に優れた自転車で、最新のMTBにインスパイアーされたジオメトリーを採用しています。
ロングトップチューブとショートステムの組み合わせは、軽快で信頼できるハンドリングを約束してくれます。シンプルさを追求したフロントシングルのドライブトレイン。軽量化を実現し、稼働部品を少なくすることで不意なトラブルを防いでくれます。
フロントは42T、リアが10-42Tの組み合わせで十分なワイドレンジを確保してくれます。
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700×35Cのタイヤが標準装備されてますが、タイヤクリアランスは44mmまで対応しています。 しかも、2.2インチ幅の650Bホイールも装着可能なのです。
もちろん幅の狭いタイヤに換装すれば、よりスポーティーなライディングにも対応できます。

前後とも12mmのスルーアクスルを採用することでフレーム剛性を高めつつ、ホイール脱着時のアライメントの取りやすさも実現してます。
そして、フレームに装着されたフラットマウントのリアブレーキは制動性能だけでなく外部からの衝撃からキャリパーを守る役目も果たしています。
放熱性能を高めるCNC加工された冷却フィンが目を引きますね。 
最適に設計されたジオメトリーにより、バートップを持って走ってもライダーの荷重は分散されて、掌に大きな圧力が掛かりにくい仕様で快適です。
多目的で多様性こそがこのSILEXの開発目標。フレームバッグや大型のサドルバッグが装着可能な設計により、ツーリングの荷物も走りを妨げずに収納できます。
ツーリングバイク、トレーニングバイク、そして天気が思わしくない時の通勤バイクと言った多用途に使える新しいジャンルのバイク、それがSILEXです。
S藤様 ありがとうございます。
乗りなれたならツーリングはもとより、気軽にショップ練などにご参加ください。
MTBが得意、MTBレースやイベントが楽しくてよく出場している当店でも、本格的なMTBを納車する台数は全体の一割もありません。
やはり総数からすると納車する割合は圧倒的にロードバイクが多いのが実情です。
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しかし、
ここに来てMTBの復活の兆し?なのかどうか分かりませんが、連続して本格的なMTBの納車をさせていただきました。ありがとうございます。
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SCOTT SCALE920
ワールドカップを戦う上位機種の最新テクノロジーを余すと事無く引き継いだSCOTTのミドル・ハイ・グレードモデルです。フロント110mm、リア148のいわゆるBoost 規格となっています。
様々なライダーと多種多様なライディングに応えれるように2×11のSimano XTとSLXを中心に構成されています。
下りの要となるフロントサスペンションには FOX 32 Float Rhythmを採用。本格的な山道のライドにも余裕で耐えられるスペックです。
上りや立ち漕ぎ時のバウンディングを抑え込めるように手元にロックアウトのレバーが装着されています。
本格的にレースに出られるのも良し、山を気楽に走るにも打って付けな一台。
C浦様 ありがとうございます。
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ロードバイクはお持ちですが、通勤に気楽に乗れて、なおかつ軽快に進める自転車をということで、こちらのMTBをご購入いただいました。
SCOTT SCALE950
29インチ、アルミフレームのハイエンドモデルです。こちらも最先端のBoost 規格を取り入れた設計になっています。
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ドライブトレインはトレンドの1×11S、フロント30T、リアが11-42Tで色々な条件下でもペダリングを保てます。
こちらもフロントサスペンションには FOX 32 Float Rhythmを採用してあり、本格的な山道ライドも十分堪能できる仕様です。
G藤様 ありがとうございます。乗りなれたら通勤だけでなく、MTBイベントにもご参加ください。
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そしてこちらの方は
同じ SCOTT SCALE950 でありながら、組み上げ納車時から拘りのパーツをインストールいただきました。
えっ、どこが?
とぱっと見は分からないかと思います。最近の下り系のMTBでは標準と言っても過言では無い?必須のパーツなのです。
それは、ドロッパーシートポスト、RockShox Reverb Stealth
シートポスト高を、リモート操作により無段階で調節できる可変シートポストです。その恩恵は急激な下りなどで、重心位置を低く保てることにあります。またサドルが低くなることにより、腰回りの自由度が格段に広がりMTBを前後左右に思いのまま降り動かすことができます。
簡単に言えば下りが安全に楽しくなるアイテムです。
体力の衰えとともに、下りをもっと余裕を持って安全に下りたいとのご要望で、納車に間に合うように組み込ませていただきました。
M村様 ありがとうございます。今後も快適なサイクルライフをお楽しみください。
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そして、元気なお子様には丈夫で長持ちするMTBが打って付け。
SCOTT SCALE JR 20
簡単な操作でギアが変速するレボシフトを採用。ちょっとした悪路でも路面の凹凸を吸収してくれるサスペンション。
お子様の一緒にサイクリングを楽しまれる姿が目に浮かびます。
N村様 ありがとうございます。
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このように、MTBは本格的なレースから山道ライド、そして通勤まで幅広く使えるのが魅力です。幅の広いタイヤが安心感をもたらし、丈夫なフレームはちょっとの転倒でもびくともしません。気軽にのんびり乗るには最適の一台ではないでしょうか?
最近のMTBは身長や用途により26インチ、27.5インチ、29インチ。それにアルミフレームからカーボンフレーム等ございますので、ご検討迷われたならぜひご相談ください。
昨今の自転車雑誌を見てもホイールと言えば、いわゆる完組ホイールが羅列してありますね。
完組ホイールはメーカーが目的や用途によりホイールの特性が一番発揮できるように各部品が専用設計してあります。ディープホイールにはディープホイールのためのスポークやハブ、リム。軽量のロープロファイルホイールには軽量になるためのリムやハブ等々。
その分コストがかかり価格が跳ね上がってきてしまうのは致し方が無いとこです。
完組ホイールでも価格を抑えるには部品の材質を落としたり、形状を変えたりして妥協しなければならなくなります。

そのなかで
当店では相変わらず手組のホイールのご依頼が多く、ありがたいことです。
手組ホイールをご依頼いただくときに説明するのは
手組ホイールは幾ら費用、手間をかけても完組ホイールに近づけますが、完組ホイールを凌駕する性能は難しいです。
しかし、手組ホイールはお客様の用途に合わせた、好みの仕様に作り上げることができます。例えば重量面だけを比べてみると、おおよそ半額の値段で1,100gと超軽量部類に入るホイールを作り上げることができます。
プロほど脚力と資金が無いアマチュアのヒルクライマーでしたら必要十分な仕様と言って良いでしょう。それにご予算のなかで色々とカスタマイズできるのも魅力の一つです。あなただけのホイールが出来上がります。
今回もとあるお客様に手組のホイールをご依頼いただきました。
ハブは転がりの要であることからDura9000系で、後輪のリムはDTのアシンメトリックリムを使わせていただきました。

今回、組んでいただいたホイールでどんどんサイクルイベントに出場されることでしょう。
N村様 ありがとうございます。
K田様 お待たせしております。今暫くお待ちください。
自転車用スタンドや展示台の雄、ミノウラが作る画期的な新しいバイクスタンドが入荷しました。
こ、これは?
一見すると単なるワイヤーの造形物に見えるこの物体が、実は今回発売された優れもののバイクスタンドです。
では、どうやって使用するのでしょうか?
簡単です。自転車の車輪をこのスタンドの上に乗せると・・・
あら不思議
上部のワイヤー枠が車輪を挟み込みカッチリと固定してくれます。
驚くのはその適合範囲。普通のロードバイクタイヤからマウンテンバイクの2.25インチの極太タイヤまで確り挟み込んでくれます。
自転車を左右に揺らしても倒れる素振りも見られません。
自宅のガレージから遠征先でも活躍してくれること間違い無しです。
DSX-1 販売価格:3,780円(税込)
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もう一つのスタンドがこちら
最近特に販売される車種が多くなってきたスルーアクスルにも対応するバイクスタンドです。今までになかった左側の形状があらゆるレバーを確りと掴んでくれます。
そして、よくぞミノウラさん、発見(おおげさ?)してくれた!と感心するのが右側のアダプター部
クイックレリーズ式は突起物があるのですが、スルーアクスル式はフレームにネジ込んで固定するのでスタンドを固定するための突起物が存在しません。
では、どうやってスタンドを固定させるのか?
それはこの小さく突き出たポッチ。
スルーアクスルの軸端をよく確認してみると、ほぼ全てのアクスル端にぽっかりと穴が開いています。
それをスタンドを固定する事に用いたのです。
素晴らしい!
この一台で固定し辛かったカンパ、マビック、フルクラムのクイック式から、スルーアクスルの自転車でもスタンドで固定できて安心してドライブトレインのメンテナンスもできますね。
DS-30MP 販売価格:3,024円(税込)