【BIKE FITレポート】

今回は、ロードバイク歴10年以上のベテランサイクリストの方が「自分なりにポジション調整を繰り返してきたけれど、もう何が正解か分からなくなった」とのことで、当店のBIKE FITサービスをご利用くださいました。

長年の経験があるからこそ、知らず知らずのうちに癖がついていたり、フィーリングだけで微調整を重ねてしまって「結局これで合っているのか?」と迷ってしまう方も少なくありません。

BIKE FITの流れとしては
■ 側面からのチェック:まずはサドルとクリート位置の最適化
まずは自転車に乗っていただいた状態をペダリングしながら側面からチェック。

サドル高、サドルの前後位置、クリート位置

など、基本的なフィット要素を丁寧に確認していきました。

ゴニオメーターやレーザー照射器を用いペダリング時の脚の伸び・曲がりのバランスを見ながら、関節への負担が少なく、力がしっかり伝わる位置を探っていきます。

■ 正面からの観察:脚の軌道と上半身の安定性
続いて、正面からは以下のポイントに注目:

ペダリング時の膝の軌道のスムーズさ、足首・股関節・膝の連動性、上半身の左右ブレの有無

ここで見えてくるのは、ポジションだけでなく、体の使い方のクセや左右差。今回は若干のブレが見られたため、クリート位置とインサイドウェッジなど微調整で対応しました。

■ 上体ポジション:無理のないフォームで持続的な出力を
今回の目標は「楽に走り続けられるフォーム」。そのため、前傾姿勢の角度や体幹と腕の角度も細かく測定。

肩や手首に過剰な負担がかからず、無理なく空力姿勢をキープできるポジションへと導きました。

■ 最後に:体の使い方も一緒にチェック
ポジションが整った後は、バイクを降りていただき、主に下半身と体幹の使い方のコツを一緒に確認。

「こんな動かし方は初めて意識した」と驚かれる方も多いこのパートですが、実際のライディングにも直結する非常に大切なステップです。Bike fit

250616181128665■BIKE FIT終了後に
「今まで感覚頼りだったけど、数値や映像でフィードバックがあると納得感が違いますね。もっと早く受けておけばよかったです!」とこのような感想をいただきました。

あなたも“自分だけのベストポジション”を見つけませんか?
経験豊富な方ほど、「自己流」の壁にぶつかりやすいもの。当店のBIKE FITは「自分の体」と「バイク」を論理的に繋ぐことで、これまで以上の快適さ・パフォーマンスをより一層引き出すこと間違いなしです。

ご予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ。bikefit1