ロングライダァスに憧れて

ロングライドを楽しみたい方、お二人を二週続けてBIKE FITさせていただきました。
一人の方は膝の痛みとお尻の痛みを訴えられました。
ご自分でお尻の痛みを軽減するためにソフトなサドルの上に、更にスポンジ入りのカバーを用いられていました。
根本的なポジションを確認するとサドルが低く、ハンドルが非常に遠い、ハンドル幅が広すぎる事が確認できました。それに上体、腰回りのの柔軟性が低い傾向が見られました。
とりあえず厚すぎるサドルカバーをはぎ取り、適切なサドル高とステム長にフィティングするとお尻の違和感は軽減されたようでした。厚すぎるサドルはペダリング効率が悪くなるばかりか、その他の弊害も誘発させかねません。
内反足も酷く、ITS(In-The-Shoe)ウェッジ を用い矯正させていただきました。 DSC08931 DSC08936
もう一人の方は
購入して3か月余りでした。こちらの方もロングライドを快適に乗りたいとのご要望でした。乗り始めて日が浅いこともあり、どのように乗ったらいいのか、ポジションが適切かどうか悩まれているようでした。そこまで極端なポジション変更はありませんでしたが、右膝の内転をITS(In-The-Shoe)ウェッジで補正し、効率的なペダリングの習得方法をお伝えいたしました。
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お二人とも今後どんどんロングライドにのめり込まれてゆくことでしょう。
何(カ)様、李(リ)様 遠方にお住まいながらご来店していただきありがとうございました。

Smart ENVE System(スマート・エンヴィ・システム)とは

ENVE COMPOSITES のSES(スマート・エンヴィ・システム) 4.5 を納品させていただきました。
Smart ENVE System(スマート・エンヴィ・システム)とは
空力に置いてホイールに求められる性能は前輪と後輪では違ったものになります。前輪は横風の影響を受けやすく、ただ単にディープリムだと空力は優れますが、突然の突風にハンドルを取られてしまいます。後輪は横風の影響は受けにくいので、よりディープリムにして空力を高く設計することが望ましいです。

そこでENVEが導き出した答えがこのSES(スマート・エンヴィ・システム)です。 4.5DSC08871前輪はワイドにして横風をいなし、後輪はダイレクトに空気を引き裂く!
DSC08875ラインナップはSES2.2、SES3.4、SES4.5、SES5.6、SES7.8、SES650Cとあり、目的に寄ったチョイスができます。これに加え、チューブラーやディスク仕様もあり、ハブとの組み合わせで貴方だけの特別仕様を作り出すことが可能になります。

その中で今回選んでいただいたSES4.5 はあらゆるコンディション(ロードレースからトライアスロンまで)と幅広い用途のために開発されました。特にエアロダイナミクス、耐久性、剛性、ブレーキングとコーナーリングスピードに照準を置いて開発されています。DSC08874モールドブレーキ面は、強烈なブレーキングパワーとブレーキ面の熱管理を高い次元で実現し、どんな状況でも安心してライディングできます。
そして、このSES4.5にチョイスしていただいたハブはChris King R45DSC08877これにSAPIM CX-Rayのスポークで組ませていただき
DSC08880 DSC08878総重量は1514gと驚くほどの数値に仕上げることができました。
DSC08884今回のオーナー様はスプリンター脚質でクリテリウムを目的にこちらのSES4.5を導入いただきました。
レースで活躍される日が楽しみです。

ENVE COMPOSITES(エンヴィ コンポジット)

言わずとしれた高性能カーボンリムの代表、ENVE COMPOSITES(エンヴィ コンポジット)Smart ENVE 4.5 を納品させていただきました。DSC08884 DSC08873 DSC08871ざっくりとENVEというリムのご紹介
ENVEのリムはアメリカのユタ州で一から手作りされています。ENVEが造り出すカーボンリムはロードバイクに限らずマウンテンバイク用のリムも製造しており、その軽さ、強度、制度は他の追随を寄せ付けない品質に保たれています。

ENVEのリムは手作りの性質上、個々のリム表面には微妙な差異が生じていますが、これはリムの個性として捉えて構いません。一般的な製品はコーティングしたり研磨したり穴埋めを施し体裁を整える必要があります。例えば表面コーティングは紫外線からカーボンを守る必要がありますが、ENVEのリムは紫外線保護剤を成型する樹脂に含ませて形成しています。また形成後もスポークホールのためにドリルで穴を開けることも必要としません。モルドで成型する段階で既に穴を開けており、通常の製法のようにドリルでカーボン繊維を切断する必要がないのです。これにより強度面で大変優れたリムが完成し素晴らしいホイホイールを作り出すことが可能になるのです。

つづく

ペダリングモニターセンサー『Zモデル』登場!

パイオニアのペダリングモニターセンサーがモデルチェンジします!
その名もZモデル

高パワー時のデータを自動検出して従来の二倍の高密度で記録するスプリント検出機能を搭載しています。無題
トレーニングやレース時の瞬間的なパワーデータ、ペダリングデータを確認することで自分の走りやペダリングの癖の発見につながります。
おまけで(?)右送信機カバーに新色のアルティメイトシルバーが採用されています。こそっとのステルス感満載です。(笑)無題1そして、新モデルの発売を記念してSGY-PM910Z(左右のモニター)のみ対象ですが、2017年11月1日~2018年1月22日までの期間限定でペダリングモニターセンサーZモデル発売記念トレーニングサポートキャンペーンが実施されます

ペダリングモニターセンサーZモデル発売記念 トレーニングサポートキャンペーン

◆キャンペーン内容
期間限定モデル販売 ペダリングモニターデュアルパッケージ  「PMDP-910Z」
・パッケージモデル内訳:SGY-PM910Z + SGX-CA500
・パッケージ特別価格 :129,600円(税別)
※クランクにより取り付けキット(1000円(税別))が必要な場合があります。

◆キャンペーン期間   :11月1日(水)~2018年1月22日(月)
◆クランク取り付け期間 :11月20日(月)~2018年2月20日(火)

この機会にどうぞZモデルの導入をご検討ください!

サイクリストのご要望に合わせて

おかげ様で当店オリジナル、手組のホイールを毎度納品させていただいてます。

お客様の仕様用途、脚質、ご予算を打ち合わせしながら進めてゆき、最終的にご要望にピッタリ合ったホイールを組み上げることを念頭においています。

今回ご紹介するのはこちらのリムDSC07697 DSC07698元大手自転車メーカーのホイール開発部門に籍を置かれた経歴があり、現在は自分が追い求める品質、性能を具現化するためにSACRAブランドを立ち上げられた新しいメーカーです。
そして、こちらに品質も質感をサイコーなChris King R45のターコイズ カラーで組ませていただきました。DSC07700 DSC07701DSC07696 DSC07695正直なところを申しますと
使用されて一ヶ月が経過したころ一度、手直しをさせていただきました。その後は問題なく使い続けられ不具合も発生してないようです。
手組のホイールの場合、迅速に対応できるのも魅力の一つだと思います。


次は
一ヶ月後に控えた大きな大会に向けて、少しでもモチベーションアップ、そして何とかゴールまで走り切りたいとの急きょ要望を承り、こちらのホイールを組ませていただきました。
リムはDT SWISS RR411DSC08854 DSC08853軽量且つ重量バランスに優れたハイグレードアルミリム。後輪はスポークの左右バランスをできるだけ均一に近づけれるようにオフセットになっています。
また付属のPHRワッシャーによりニップル付近の剛性が高まり破損を防いでくれます。
ハブには最も安心できるShimano DURA-ACE 9000系 を採用。DSC08855 DSC08851DSC08849 DSC08847組み上げた際の重量は申し分ないですが、更なるレベルアップを望まれるようなら、こちらのリムはチューブレスタイヤを履かせることも可能になります。

きっと大会で思う存分走りを楽しまれることでしょう。
ありがとうございました。

ロングライド イベントへ向けて

初めてのロングライド イベントに挑戦。その前に確りしたフォームを導き出したい、とのご要望でBIKE FITのご依頼を受けました。

若干の脚の左右差と、女性に多くみられる内側に膝が入り込む状態が確認できましたので、クリートの調整とITSウェッジを用いペダリング時の膝の軌跡を適正な動作へ落とし込むことができました。DSC08623

またサドルの位置関係が、明らかに低く、前乗りでしたので15mm上げるとともに20mmほど後退させていただきました。すると、ご本人もびっくりするほど、見るからに自然なリラックスしたポジションになりました。
DSC08626 DSC08627
上半身のフィティング。
最大の変更点はハンドル幅とステム。
欧米系のブランドにおいて完成車は、概ねハンドル幅が日本の女性にとっては広すぎる場合があります。
それを適正の狭いハンドルへ変更するとともに、余裕が生まれた上半身を逃がすように20mm長いステムへ変更させていただきました。DSC08628ご本人にとっても非常に納得いくポジションに仕上がり、ロングライド イベントが楽しみだとおっしゃっていました。

南の島のイベント会場でお会いできるのを楽しみにしております。
ありがとうございました。

当店のBIKE FITは
単にポジションを導き出すだけでなく、いかに効率的なペダリング、ライディングができるようになるかを念頭にフィティングをさせていただいてます。
身体のアセスメント、ちょっとした道具を用い、使うべき筋肉を使えるようにするドリル。理論的説明。ペダリングスキルの向上のための意識づけ等々
形だけのフィティングだけでないトータルフィティングを提供しております。

2018年モデル SCOTT 展示会②

少し間が空きましたが2018年モデル SCOTT 展示会①の続きです。

昨年までSCOTTのロードトップモデルは FOIL(フォイル)、ADDICT(アディクト)、SOLACE(ソレイス)と三機種存在したのですが、下のように名称が変わり再構成されています。
・FOIL→FOIL そのまま
・ADDICT→ADDICT RC 名前にRCを加える
・SOLACE→ADDICT フレームを新しく再設計し名称をADDICTにする

ちょっと紛らわしいですが、昨年までのコンフォートバイクのSOLACEがフレームを一新することで名称変更になっているのです。

と言うことでADDICT RC
ADDICTと言えば最軽量バイクの代名詞。フレーム単体で775gを示しヒルクライムレースには非の打ちどころの無いマシーンに仕上げることができます。
DSC08510そしてADDICT RC DISC
SCOTTのエンジニアは重量の増加を最小限に抑えることに成功し、同じHMXカーボンリムブレーキフレームと比べてわずか60gしかありません。DSC08515
こちらが新設計されたコンフォートモデルのADDICT
新しいエンデュランスアディクトのジオメトリーはライダーの上半身が、やや起きるように設計されていて長時間乗るライダーの首や背中にあかかる負担を軽減してくれます。DSC08526少し分かり辛いですが
トップチューブとシートチューブエリアには強度を持たせつつも快適性を生み出すためにフレームが柔軟にたわむ構造になっています。タイヤは32Cのワイドタイヤも装着可能です。DSC08533上位三機種を追随するようにエントリーアルミロードのSPEEDSTERもフルモデルチェンジしました。EUROPE STANDARD
快適性を高めるジオメトリーやカーボンフォーク、ワイドタイヤの採用やケーブルの内蔵化。DSC08538DSC08541 DSC08539DSC08540DSC08547操作が不慣れなエントリーユーザーに、とても扱い易い仕様へ新設計されました。

 

MTB群も充実のラインナップ。
昨年までは27.5インチ中心でしたが、今年は29インチを中心にレーシングモデルに展開しています。DSC08557 DSC08553 DSC08549

9月29日までSCTTOをご予約いただくと早期割引特典を準備しております。どうぞご検討ください

2018年モデル SCOTT 展示会①

先週のことになりますが、SCOTT(スコット)の展示会に行ってまいりました。

MTB XCでの世界戦勝利、オリンピック金メダル、三大グランツールでの活躍と押しも押されぬ世界的ブランド SCOTT(スコット)
昨年はMTBフレームの大幅な設計変更でしたが、今年はロードバイクに最新技術を惜しげもなく投入してきたSCOTTです。

DSC_0227

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一番の話題はフラッグシップ、エアロロードのFOIL(フォイル)にディスクブレーキを搭載させたことでしょう。しかし、ただ単に今までのフレームにディスクブレーキを載せただけではありません。DSC08484DSC08490スルーアクスル、ディスクブレーキ仕様のための各部の剛性の確保が必要になりますが、驚くことに重量増をほぼそのままに抑えるとともにエアロダイナミックスを更に突き詰めて開発されました。
それが、コレ
DSC08487なんと、ブレーキキャリパーを覆うようにフロントフォークの先端までエアロ化されています。そしてスルーアクスル。よく見るとノブの付け根部分が傘のように一回り大きく作られています。これにより通常の12mmのアクスルを使用するよりも、より確実に固定力を増すことに成功してます。


難点になるのが、ホイールの脱着。しかし、それも心配ありません。フレームにホイールを挿入し易いように、取り付け方向に対してガイドのような溝が作り込まれています。実際に会場で脱着を試しましたが思った以上にスムーズに取り付けることができました。
DSC08521 DSC08522ワイヤールーティングもスマートにダウンチューブ取り込まれています。DSC08494 DSC08497
ディスクブレーキは、まだ、どうも・・・
と感じられている方にもキャリパーブレーキ仕様のFOILもラインナップに健在です。DSC08493 DSC08501エアロロードバイクと言うと空力特性を高めるために乗り心地を犠牲にしていると考えがちですが、このFOILは単なるエアロロードではありません
驚くべき快適性、最高のハンドリングを合わせ持っています。
北の地獄と呼ばれる世界一タフなレース「パリ~ルーベ」でマット・ヘイマン選手が勝利したことからその性能が見て取れます。

次は生粋のレーシングモデル ADICT RCを見て行きましょう。

9月29日までSCTTOをご予約いただくと早期割引特典を準備しております。どうぞご検討ください。

E-bikeの波

いよいよ日本にもE-Bikeの波が本格的に押し寄せつつあるようです。
先のシマノの展示会でのもう一つのチェックポイントは
こちらDSC08369SHIMANOがリリースするSTEPS(ステップス)と呼ばれる電動アシストシステムです。※STEPSは一般消費者に販売は無く、メーカーに対してのみ販売されるようです。
欧州では数年前より市場に広く受け入れられ、サイクルシーンの大きなウェイトを占めてきてます。ユーロバイクショーシクロワイヤードより
今年のユーロバイクショーを見てみても各メーカーの力の入れようから、その認知度、熱い販売戦略が見て取れます。DSC08368今の日本の道路交通法ではE-bikeの魅力、潜在能力を十分使い切ることができないですが、日本が世界に誇るメーカー、SHIMANOが参入してきたことによって確実にE-bikeの市場、認知度はここ日本においても広がってゆくと思われます。
このSTEPSを用いた自転車をDSC08373 DSC08375DSC08374
既に日本のメーカーであるミヤタサイクルが来年早々販売開始するようです。
今後の展開が楽しみですね。

情報をより早く

昨日はちょっと足を伸ばして大阪の会場、2018年シマノサイクルフェスティバルへ出向いてきました。福岡会場と比べたら人口密度が違います。(笑21317812_1354217971343981_2092203525509147886_nそして、お目当ての商品はこちらDSC08359 DSC08360 DSC08362 DSC08363 DSC08366 DSC08367
ULTEGRA Di2(R8050)とディスクブレーキのR8020(機械シフト)、R8070(Di2シフト)です。
より洗練された造りになっており、全シリーズに比べ軽量化に成功。価格は(若干上がってますが)ほぼ据え置きと言って良いでしょう。もちろん性能は折り紙付きです。

ここでお得なご案内!
9月30日まで8点セット(STIレバー、Fディレイラー、Rディレイラー、EW-WU111(ワイヤレスユニット)、ジャンクションA(3ポート)、ジャンクションB(内装用)、ブルとインバッテリー、充電器
をご予約いただくと特典をお付けいたします。
※Di2としてお使いになるには他にE-tube(ワイヤー)や小物が必要になります。
8点セット価格:122,710円(税別)、納期:10月末~

この機会にいかがでしょうか、Di2(電動シフト)に組み替えられては?