今回はMTB、それもフロントとリアにサスペンション機能を備えたいわゆるフルサスペンション モデルの整備を承りました。
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レースなどのガチなイベントには出場される予定はないですが、日頃より通勤にも使われるつもりですので、徹底的にトラブルを排除したいというご要望です。フルサスペンションはその構造上、リアのリンク機構が幾つも存在します。
それぞれにベアリングが打ち込まれていたり、ブッシュにより摺動性(しょうどうせい)が高められています。
それらを一つづつバラシ、清掃、グリスアップして本来の動きを長期間保つように作業しました。
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ライディングに最も影響を与えるフロントサスペンション
アウターレッグを取り外し、異物が混入していないか確認。長年使われて古くなっていたサスペンションオイルを新しいモノに入れ替えました。
安全に直結するブレーキパッドとブレーキオイルももちろん交換。
タイヤも新しいチューブレスレディータイプに交換していただき、新車のような輝きと動きを取り戻しました。
これで安心して暫くは乗っていただけるはずです。
M田様 ありがとうございました。
カテゴリーアーカイブ: 日記
メンテナンスは大切です①
最近、ロードバイクのメンテナンスのご依頼を多くいただいていますが、
今回は続けてMTBのメンテナンスのご依頼をいただきましたのでご紹介です。
ハードに使っている機材こそ定期的なメンテナンスが欠かせません。いざと言うときにトラブルに見舞われると自分の身に危険が降りかかってくることも考えられます。
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MTBライドを好まれているコチラの方のフロントサスペンションのオーバーホールを承りました。動きが渋く、特に冬場の低温になると全く機能しないとのお話でした。
図面を引っ張り出し、構造を理解した後に分解してみると内部に水の侵入が見られました。水玉状に見える液体がそれです。
ダストシールの経年劣化が一番の原因と考えられます。目視で見ても内径の違いが確認できますね。これでは。。。
新しく取り返させていただきました。
作業が終わり、お渡しするときに「新品のようになったね!」と喜ぶお声を聴けてうれしくなりました。
自転車は様々な機械要素で構成されています。
その集合体は必ず摩耗や経年劣化、馴染みによる不具合が発生します。
ですのでメンテナンスは絶対に欠かせません。
最近、何か変だな、動作がおかしい、異音がする等々 気になることがあったら早めに処置(修理、調整)を施すことが自転車を安全に楽しむことができる一番の対策です。
木城 MTBチャレンジ90分
先日の21日の日曜日は、お休みをいただいて宮崎県の木城町で開催された MTBチャレンジ90分 に参加してきました。
このコロナ禍で MTBチャレンジ90分 の主催者である私の友人が頑張っているのでエールを送ろうと参加してきた次第です。
アッとホームな大会にも関わらず参加者のレベルも高く、何しろ主催者が知恵を絞り考えたコースは休む場所もなくライダーを苦しめながらも楽しませるセクションが幾つも設けられていました。
こんな斜面を下ったり
上級者も苦しむ激坂があり、
林の中のくねくねなコースに苦しめられ
様々なレベルの選手も楽しめるコースです。
そして、90分走った後は、
なんとかクラスでトップを獲ることができました。
MTBチャレンジ90分 走っている間はきついが終始楽しく、エールを送るつもりが逆に元気をもらって楽しむことができました。
MTBのイベントは上級者、初級者、男女にかかわらず同じコースでそれぞれに一緒に楽しむことができます。機会があればぜひ挑戦してみてください。
※写真は主催者 Playing Factory Mitsui の三井氏からいただきました。
MTB林道ツーリング
激坂の後に
非の打ち所がない
2021年モデルのScott Foil を納車させていただきました。ぱっと見た目は2020年モデルと変わらないようですが、ケーブル完全内装化とタイヤクリアランスの向上を図っています。
フレームの形状は変わらないのですが、ADDICTに採用されたSyncrosの一体系ハンドルバー CRESTON IC SL を採用することによりエアロ性能と軽量化のバランスを向上させています。
フレーム形状は同じと記しましたが、完全内装化にともないダウンチューブのケーブル配線ブラケットを削除。見た目がスッキリとなりました。
ヘッドチューブから後方にかけて玉虫色のグラデーションカラーが施され、高級感と所有感を満たしてくれます。
納車時よりホイールを FULCRUM Racing ZERO に換装され、非の打ち所がない使用とさせていただきました。
I又様 ありがとうございます。
ご一緒に走れる日を楽しみにしております。
AsoBo Aso
積雪ライド 調査
今年最後の
九州シクロクロス 第1戦 平尾台
九州シクロクロス 第1戦 平尾台
に参戦してきました。
シクロクロス競技は自分のレベルに合わせて(下のカテゴリーから)出場でき、相対的なスピードも高くないことから転倒したとしても怪我のリスクはとても低いです。
また脚力ではなく、バイクコントロールを含めた総合的な走力がタイムとなって如実に表れます。
MTBでも出場できるので色んな方にもとても参戦しやすいレースイベントと言えます。この冬のトレーニングの一環として出場してみてはいかがでしょうか?
九州シクロクロス日程 →http://kcx-mtg.weblike.jp/race/