BIKEFIT

bikefit1先日、当店も提供しているBIKEFITというプログラムのブラッシュアップを九州の幾つかの店舗店主と互いに持ち寄り、勉強会を開いてきました。
既に多くのライダーのフィッティングをさせていただいてますが、年月が経つにつれ自分なりのクセや解釈によりある意味、良いように(悪いように)変更している点があるかもしれません。
そのクセを見直し、またお互いにこうした方が良い理解をライダーに与えられるという要点を共有し改善していくのが目的でした。P1000207P1000211午前中、みっちりとディスカッションし実際にフィティングを施して改善点や互いに気づいた点を指摘し学びあいました。非常に有意義な会合となったのは言うまでもありません。
集合マッチサイクルの松尾さま、ジェット&サイクルの富島さま、瀬戸口近代車の萩原さま、貴重な時間をありがとうございました。

そして、
さっそく本日ブラッシュアップしたBIKEFITの基礎的スキルを用い、より良いBIKEFITのサービスを提供させていただきました。
今回のライダーは膝に問題を抱えられ、また腰にも違和感を覚えられていたのですが、サドルを20㎜下げ、20㎜前へ移動。右足のスタンスを広げITSウェッジを使用し、西山さま (2)
ハンドル位置を 30mm下げ、ブラケット位置の見直し、加えて80mmのステム長をご提案させていただきました。西山さま (1)最初、あまりのポジション変化に体が戸惑われておりましたが、今までのポジションがあまりにも・・・だったとお気づきになられたようです。
N山さま ありがとうございました。3時間余りのフィティングお疲れさまでした。しばらく乗り込んだ後のご感想をお聞かせいただければ幸いです。

GranTurismo Revolution

軽量で剛性があるフレームが万人にとって一番良い選択なのか? 否、乗り手によってはあまりにもフレーム剛性が高いと「脚が削られてくるようだ・・・」と感想を聞くことも多々ある。

ライダーにとって快適であり能力を一番発揮できるフレームはどういうものなのか・・・

既に2台のスポーツバイクを所有されている年配のお客様にご来店いただきました。色々とお話しをさせていただくうちに、もう一台自転車を検討している、ということをお聞きしベストであろう一台をご購入いただきました。
Wilier GranTurismo Revolution(ウィリエール グランツーリズモ レボリューション)PB225415
2013年までのグランツーリズモの細部をブラッシュアップした2014年モデルのWilierです。フレームの細部が変更してあるのですが、一番の違いはヘッドチューブが上位機種と同じく下側のベアリングを1-1/4インチと大型化しハンドリングの向上を図っています。PB225418フロントフォークにも変更が施され、シンプルなブレード形状としてエアロダイナミクスを向上させています。フレーム内部を通るワイヤー開口部にも変更があり整備する方にも嬉しい仕様になっています。PB225417快適でありながら俊敏な機動性を導き出す特徴的なバックステーはそのまま採用。PB225416
H本さま ありがとうございます。ますますこれからRevolution(進化)されるであろうサイクルライフを楽しみください。

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11月30日(土曜)はショップ練を行います

◆11月30日(土曜)当店7時集合~10時終了 ロード走行会
対象者:初級者~   走行距離:平坦基調の65㎞程度

事前の連絡は不要です。どなたでもお気軽にご参加ください。 寒くなってきましたが、皆で走り暖まりましょう!

12月1日(曜日)はイベント準備のためお休みいたします。
  ◆12月1日 イベント準備のため店休
度々の店休で申し訳ございません。ご迷惑をおかけいたします。

 

2013 おおいたサイクルエンデューロ

昨日は『おおいたサイクルエンデューロ 4時間』に参戦してきました。 結果は何とかソロで優勝することができました。
リザルトはこちら⇒ 結果
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レースレポート
初めて参加する大会だったのでコース状況、レース展開も分からず不安だったのでできるだけ自分のペースを乱さないよう心掛けた。 しかし、レース序盤、若い選手が前をガンガン牽くのでペースが極端に上がったりするなか何とか集団後方に千切れず付いてゆく。IMG_6249

1時間経過するころにはチーム(交代走者有り)とソロで走る先頭集団が20名ほどに絞られた。 誰がこの中で脚があるのか?強いのか?周囲の選手のぺダリングやフォームを注視しながらキーになるであろう誰かを確認する。 まだまだ皆元気で、逃げが決まるのか、終盤までもつれるのか?レースの展開が読めない。

2時間を過ぎるころは勢力的に動いていた若い選手もさすがに落ち着き集団で周回を重ねるようになる。 脚が終わった選手が一人減り、二人減り、徐々に先頭手段も絞られてきた。

上りで他の選手より登坂力がある選手が一人いた。 上りでスルスルと前にでて逃げを試みようとするが(?)その後に付く選手が居ない。 そのアタック(?)に乗る選手が数名出てくると逃げが決まるかもしれない。要注意だ。

3時間過ぎ、先頭集団も5、6人に絞られてきた。明らかに皆、疲労が蓄積してきてるようだ。 突然、登坂力の強かった選手がピットに入った。何かトラブルだろうか?

マークしていた選手の一人が突然居なくなったせいか集団の空気が緩んだ気がした。 先頭グループは安堵感漂う空気のまま数周回ねる。

今回の耐久レースはおよそ4kmのコースをそれぞれのカテゴリーの選手が周回してレースをしている。 交代選手がいるチームの選手は時間が経過しても元気が良い。先頭集団で同じスピードで走るか、時にはソロの先頭集団を抜いてゆく勢いだ。

残り30分余り、緩んだ雰囲気の先頭集団に活きの良い選手が紛れ込んだ。チーム参戦の選手だろう。 後ろにへばり付く。スピードの差が今の自分とは圧倒的にあるが、何とかスリップストリームに入ることができた。 平たん路を快走しているとき後ろを確認すると誰も付いてきてなかった。 泳がされたか・・・

上りに差し掛かるとチーム参戦の選手にはさすがに付いてゆけなくなり、単独走になる。 後ろから抜き返されるかもしれないな・・・と思いながら自分のペースで周回を重ねることにした。

自分のペースを保ちながら走ってみると意外にラップタイムは落ちてないことに気づく。 呼吸も落ち着き、思いのほか快適だ。

残り30分、ライディングを楽しむようにぺダリングする。落ち着いてくると観客の中に知り合いの顔がチラホラ見え、応援してくれているのが分かった。 力をもらう。

残り時間6分。頑張ればもう一周周回できるかもしれないと思いぺダリングするが、すでに自分の脚も限界にきていた。あちこちで筋肉が攣る兆候が出始めた。 最後はだましだましぺダリングしながらゴール。
タイム:4:00:36 走行距離:140km(35周) 平均速度:34.9㎞ 獲得標高:1955m 順位:1位(ソロ)  DSC_0328今回は朝練を一緒にしているメンバーから2名参加でした。IMG_6229自転車に跨ると極端に若返るI上氏。IMG_6162女性ながら総合でも中盤に食い込む実力者K賀氏。

朝練でいつもコテンパにやられるメンバーが参加していたならもっと面白いレースになっていたことでしょう?
当店はレースに限らず「きついことを楽しむ」頑張る人を応援したいと思っています。
いかがしょうか、彼方も何かのイベントに参加されてみては?

RIDE

2014年モデルから新たにラインナップに加わった最新機種 RIDE
ランプレ・メリダのライダーのリクエストによって誕生したエンデュランスロードバイクです。

ライダーなら誰でも感じている、路面コンディションが悪化すればするほど自分のパフォーマンスは低下し、ライディングの楽しみまで損なわれてゆく。RIDEは路面の強烈な凹凸だけではなく、表面の荒れたアスファルトにあるような延々と続く微振動(ノイズ)も快適なライドへと変えてくれるように感じてしまう。

薄く扁平加工されたシートステーにはバイオファイバーをレイアップし振動(ノイズ)を吸収してくれます。かつ、コンパクトなリア三角によって俊敏な機動性を実現しました。ride (7)
複雑な形状をみせるRIDE専用のカーボンフロントフォーク。内部にリブを設けたダブルチャンバーテクノロジーによって軽量化と剛性を両立しています。ride (4)美しいカーブを描くトップチューブ。リアブレーキとシフトケーブルは内蔵されスムーズで優美なワイヤールーティングを実現してます。ride (5)長めのトップチューブと高めのヘッドチューブにより、長距離のライディングでも疲れにくいアップライトなポジションを確保。さまざまなライダーが快適性の恩恵を受けられます。ride (6)RIDE Carbon Proフレームにチームカラーを纏ったMERIDAで今、一番ホットなモデル。
RIDE CF 97ride (3)
N原さま ありがとうございます。
ロングライドを堪能されるとともに、ご一緒に走れる日を楽しみにしております。

営業日のお知らせ

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◆今度の日曜日(24日)はお休みいたします。
 11月24日(日曜日)は『おおいたサイクルエンデューロ 4時間』
レース出場のためお休みいたします。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

・大分市自転車競技連盟HP:http://oita-cf.sub.jp/

・おおいたサイクルエンデュロー:http://oita-cf.sub.jp/20131124pro.pdf

MERIDA O.NINE

MERIDA(メリダ)というブランドをご存知でしょうか?
海外においてはMULTIVAN MERIDA を永くサポート、2013年よりTeam LAMPRE-MERIDA に機材供給。国内では2012年よりMIYATA-MERIDA BIKING TEAMを立ち上げ、そして2013年からはシエルヴォ奈良MERIDAサイクリングチームに機材供給を行っている台湾に生産工場を持つ今、最も精力的なスポーツバイクブランドです。

プロが勝利を導き出すことができる高品質なマテリアル。しかし、高品質でありながらもお求めやすい価格帯のバイクをリリースしております。
O.NINE PRO TEAM ISSUE
オーナーさま の拘りのパーツ群で組ませていただきました。O (1) ハイモジュラースカーボンを採用し、チームモデルと同じシートステーにバイオファイバーをレイヤーして振動吸収性を向上させるなどのテクノロジーを取り入れたフレーム。O (4)
これは外せない、ヘッドセットはChris King InSet™ O (2)ブレーキ系はXTR M987系を採用。チタンやマグネシウム、カーボンで更なる軽量化モデルにマイナーチェンジした。O (6) もちろん、ローターは放熱フィン付でブレーキング性能をさらにアップしたIce-Tec w/Finをチョイス。O (8)
もう標準化といっても過言ではない2×10の駆動系を選択。オーナーさま の脚に適したギア比を組み付けさせていただきました。O (7)まだまだ隠されたオーナーさま の拘りのパーツ群はありますが、このてんこ盛り仕様で何と!!PB1854019.1kg を叩き出しました。
あれと、あのパーツを組み替えれば8kg台に突入でしょう。この軽量さは29インチ、27.5インチのMTBと戦うにしても十分なアドバンティッジを与えてくれます。
H島さま ありがとうございます。もう一品部品が整えば納品の運びになります。今しばらくお待ちくださいませ。

今朝のショップ練は参加人数が少なかったこともあり、新しいコースを走ってきました。
60km以上の道のりでしたが皆で力を合わせ、向かい風に負けずスイスイとサイクリングしてきました。DSC_0299今日も元気の営業しております。どうぞお立ち寄りください。

NISHIKI Ariel

NISHIKI(ニシキ)という自転車ブランドをご存知でしょうか。MTB黎明期に高品質で独創的なフレームをリリースした知る人ぞ知る高級ブランドです。
あるお客様から二十数年前に手に入れ乗り回していた愛着あるMTBを復活させたいとご依頼をいただきました。

お持込いただいたフレームを見てビックリ!DSC_0020 NISHIKI のAriel でした。細身のクロモリフレームにエレベーテッドチェーンステー。今見てもパイプワークの美しさが新鮮であり思わず駆りたい衝動になります。

細部を確認すると、いやいや長年の垢がタンマリと付着しておりました。PA055173 流用できるものは極力流用して、できない部品は思い切って新しい部品へ換装させていただきました。
強度を保つためさり気なく施してあるヘッド下部のガセット。PB035285 様々な方向から力が集中するシートポストには強度を保つためラグを用いてある。PB035286二十数年の時を経た今でも輝きを失わない名車 NISHIKI
現在の軽量カーボンフレーム、油圧ブレーキと比べたら走行性能はさすがに劣るでしょうが十分戦えるであろうフォルムを醸し出してくれてます。PB035283S伯さま ありがとうございました。レース会場でお会いしたいものです。